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情報セキュリティ

情報セキュリティの取り組み

昨今のサイバー攻撃のリスク増大に対して、当社は情報セキュリティを重要経営課題と位置付けています。2015年より外部セキュリティ専門家との顧問契約を締結し、情報セキュリティポリシーの策定、情報セキュリティ委員会の設置を行い、全社での情報セキュリティ管理体制強化を図っています。
現在は、グループ各社にも情報セキュリティ委員会を設置し、グループ全体で情報共有を行いながら、増加する脅威への対応を行っています。2020年は多くの企業でサイバー攻撃の被害が報告されており、当社においてもお客様よりお預かりした重要情報を最優先に考え、管理方式を随時見直し、セキュリティ対策を強化しています。
また、当社では社内の情報管理だけではなく、当社製品である工作機械を通じたお客様のネットワークやお客様向けサービスのセキュリティについても、制御セキュリティ委員会を中心としたセキュリティマネジメント体制を構築しています。パートナーとの協力関係も活かしながら、デジタル化が進む工場のセキュリティ強化も推進しています。

情報セキュリティ基本方針

当社は、事業活動を継続的かつ安定的に確保するため、グローバル連結ベースにおける情報資産を適切に保護・管理することが重要であると認識し、情報セキュリティ基本方針を定めます。
情報セキュリティ基本方針の厳正な履行に努めることにより、工作機械製品を核としたマニュファクチャリングソリューションの提供において、製品のセキュリティおよびお客様情報の安全確保を図ります。さらに国際的な法令遵守を徹底することにより、工作機械の新しい価値を、そして無限の可能性を、世界中のお客様へお届けする企業を目指します。

  • 1. 当社は、当社の取り扱うすべての情報資産に対する不正アクセスやその紛失・破壊・改ざん・漏えい等を防止するため、情報セキュリティに関する責任者を選任の上、情報セキュリティ委員会を設置し、適正な管理体制を構築します。
  • 2. 当社は、従業員及び関係者全員の情報セキュリティ意識の向上を図るため、必要な教育および普及活動を継続的に行います。
  • 3. 当社グループは、法令、倫理および社内規程を遵守するとともに、常に社会や技術動向を注視し、社内規程・社内体制・社内システムを継続的に見直すことで、情報セキュリティマネジメントシステムの評価・維持・改善に努めます。
  • 4. 本情報セキュリティ基本方針及びそれに基づく諸規定への違反は、厳重に対処します。

制定 2015年12月1日
改訂 2022年1月7日
DMG森精機株式会社代表取締役社長 森 雅彦

情報セキュリティ向上のための推進体制

当社グループは、管理管掌取締役を情報セキュリティ統括責任者とする「情報セキュリティ委員会」を定期的に実施し、本社およびグループ会社に展開する体制を構築しています。
委員会では、セキュリティ戦略の策定、情報セキュリティ教育などのガバナンスの強化、セキュリティ対策の実施、情報セキュリティ監査の実施など、人的・組織的・技術的な対策を盛り込んだ活動を行っています。また、海外グループ会社とは、定期的にグローバルセキュリティ会議を実施しています。

情報セキュリティ推進体制

情報の公明かつ公正な入手

当社は、個人情報保護に関する基本方針を定め、工作機械関連事業を行うにあたり、取り扱う個人情報の取得に際して、当社の定めた目的の範囲で利用し、またその保有期間中は適切な管理に努めています。

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