人権の尊重
基本方針
グローバルに事業活動を展開するDMG森精機にとって、人権の尊重・配慮は重要課題であると考えています。この重要な課題に対応するため、当社の経営理念の1つである「責任ある企業市民として、地域、社会に貢献する。」に基づき、個人の人権の尊重、児童労働や強制労働の排除、人種・性別・言語・国籍・宗教・身体的ハンディキャップ・信条による差別の禁止など、人権や労働に関する国際規範や、労働者の権利や労働時間などに関する各国の法令を遵守します。自らの事業活動において生じる人権への影響に対処することにより、人権尊重を促進する責任を果たしてまいります。
取り組み
人権の尊重
国際規範によって定められた人権を尊重し、これを侵害しません。また、基本的人権を尊重し、互いの人格、個性などの多様性を認め合う職場、各種ハラスメントのない職場づくりを推進します。
雇用と職業の差別撤廃
当社はグローバルな雇用において、人種・性別・言語・国籍・宗教・身体的ハンディキャップ・信条などによる差別を行いません。また、労働者の機会均等を確保し、能力に応じて公正に処遇します。
適正な労働条件の維持
当社は各国の法令に基づき、労働時間や賃金などの労働条件を定め、適正に運用します。サプライチェーン上で、外国人労働者・実習生・研修生等の受入れを行っている場合、社会的・経済的地位が低いこと等により、受け入れ制度の趣旨に反する行為が行われないよう、当該国の労働関係法令を遵守します。
児童労働の排除
当社は事業活動における全ての段階で児童労働を排除します。「児童の権利に関する条約」の4つの柱である子どもの「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」を尊重します。
強制労働の排除
当社は事業活動における全ての段階で現代奴隷及び人身売買が発生しない為の取組みに尽力しています。DMG MORIグループは英国においても事業を展開する企業として、Modern Slavery Act 2015への取組みを当社英国サイトに開示しています。
※英国現代奴隷法に関する声明
https://en.dmgmori-ag.com/resource/blob/720574/4f8aed18d0ed8c3449e272a6df6feac0/modern-slavery-statement-2022-data.pdf
相談窓口
ハラスメント相談窓口
社内専用窓口および外部の専門相談センタに、職場におけるハラスメントに関する相談窓口を設置し、社員が相談できる体制を整えています。
メンタルヘルス・ヘルスケア窓口
社員ひとりひとりの心身の健康状態を維持するためにメンタルヘルス、ヘルスケア窓口を設けています。また、こころとキャリアの相談室を設け、心理専門家によるカウンセリングやメンタルコーチングを受ける体制を整えています。個人のキャリアに関する相談や心身の体調面、人間関係等に関する相談をすることができます。