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サプライチェーンマネジメント

基本方針

当社はグローバルに事業を展開する企業として、多くのお取引先からの調達を行っています。当社の事業活動がお取引先をはじめ、多くの人々の協力と支援を得て成り立つことを認識し、お取引先に対して優越的地位にあったとしても、その地位に乗じてお取引先に不当な負担を負わせるようなことは行いません。また、お取引先との相互の繁栄のために信義誠実の原則に従って、公正な取引を行い、当社のサプライチェーンすべてにおいて、人権の尊重、環境負荷低減に努めています。

サプライチェーンでの取り組み

「パートナーシップ構築宣言」を発表

2022年3月、DMG MORI (DMG森精機株式会社)は、内閣府・経済産業省・中小企業庁などにより創設された「パートナーシップ構築宣言」の趣旨に賛同し、当社としての「パートナーシップ構築宣言」を発表しました。同宣言の中心は、以下の二点です。

■ サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列等を超えた新たな連携
■「振興基準」の遵守
※下請中小企業振興法に基づく「振興基準」

宣言公開サイト DMG森精機の「パートナーシップ構築宣言」はこちら

当社の経営理念にあるように、「私たちは、パートナーと共に繁栄する」を実践し、取引先との公平かつ公正な取引関係の構築を通じて、引き続き取引先との長期的な信頼関係の構築・維持に努めています。

サプライヤーモニタリング・プラットフォーム導入
サプライチェーンを通じた社会的責任調達の強化

サプライチェーンを通じた社会的責任の重要性が増す中、当社は、持続可能なサプライチェーンを構築するため、ドイツINTEGRITY NEXT GmbHが提供するプラットフォームを利用し、サプライヤーのモニタリング、人権と環境のデューデリジェンスを実施しています。
環境保全や人権対応、労働者の健康と安全性などの16項目のサステナビリティ課題に対して、サプライヤーと共に問題点を把握して、改善活動を実施しています。
この活動を通じて、企業が遵守すべき国際的な条約やルールを理解することで、サプライチェーン全体でのコンプライアンス意識の向上につながっています。この活動を継続して行い、持続可能なサプライチェーンを構築します。

取引先説明会

当社では事業を遂行するうえで、お取引先を重要なビジネスパートナーであると捉えており、調達活動における人権の尊重、環境負荷低減を推進するためには、サプライチェーンの中心となるお取引先とのパートナーシップが不可欠であると考えています。そのためお取引先の皆様に当社の取り組み内容の理解を深めていただくため、毎年お取引先への説明会を実施しています。経営理念に「パートナーと共に繁栄する」を掲げ、サプライチェーン全体で責任ある調達をお取引先と共に進めてまいります。

CSR調達の推進

当社は「DMG MORI CSR調達ガイドライン」を2023年6月に制定しました。このガイドラインを活かしてCSR活動の取り組みを進めて参ります。
DMG MORI CSR調達ガイドラインはこちら(PDF:325 kB)