- ニュース/トピックス 2018/01/17 更新
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あらゆるものがデジタル化される世の中にあっても、現場にはアナログな仕事がまだまだあふれています。設備の保全業務もその中の一つかもしれません。設備の定期保守の予定や履歴などを紙の台帳ベースで管理している製造現場は意外と多いのではないでしょうか。まして中小企業の多くでは専門の保全部門ではなく、加工を受け持つオペレータが、担当の機械保全まで行っているのが実態でしょう。
ついつい忘れがちな定期保全。こんなお悩みはありませんか?
次の定期保守はいつだろうか、部品交換のタイミングまであと何日残っているのだろうか。50時間ごとに必要な点検もあれば、数年間隔で必要な部品交換もあります。たとえばクーラントは500時間で交換が必要ですし、NCデータを記憶するためのバッテリーは1年ごとの交換が必要で、これら大小さまざまな項目を積み上げれば膨大な数になります。機械が1台だけであれば、その管理も難しくはありませんが、台数が増えれば増えるほど管理の負担は増える一方です。機械を確認するだけでも、その台数が数十台にもなれば、定期保全に漏れが発生するのは致し方ありません。
また、多くの中小企業では、オペレータが使用する機械を個別に管理しているケースも多いのではないでしょうか。しかし、その方法では、保守がオペレータ任せになってしまうため、全設備の保守情報が一元的に把握できず、統一した保全業務を行うことは難しくなります。その結果、実はメンテナンス漏れがあり突発的に機械が止まってしまった、または保全をしようと思っても必要な部品がなかった、などの問題が起きてしまうこともあるでしょう。

デジタルで保全を効率化!キーワードは「一括管理」
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