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ニュース/トピックス

  • ニュース/トピックス 2022/12/23 更新
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DMG MORI SAILING TEAM
Vendée Globe2024に向けて再始動!

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DMG森精機株式会社の外洋セーリングチームDMG MORI SAILING TEAMは、白石康次郎選手とともに単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendée Globe2024」への出場を目指して予選レースに参加しています。2022年は4レースに出場しました。

■2022年出場レーススケジュール

・2022年5月8日~ BERMUDES 1000 Race(フランス~アイルランド~ポルトガル~フランス)
2022年の初戦は、Vendée Globe2020に出場後、1年半ぶりのレースとなりましたが、大きなトラブルは無く、無事に完走しました。首位はApiviaのシャルリー・ダラン選手で、白石選手とは1日21時間32分30秒の差でした。
<レース結果>
 順位:14位(全24艇中、内3艇がリタイア)
 記録:6日8時間20分00秒


・2022年6月12日~ Vendée Arctique Les Sables d’Olonne(フランス~アイスランド~フランス)
Vendée Globeのスタート地点でもあるLes Sables d’Olonneを出発する第2戦は、当初アイスランドを周回する予定でしたが、悪天候によりコースが大幅に短縮され、アイスランド南東部のゲートがゴールとなりました。メインセールのレール損傷に加えてPCの不具合が発生し、荒天も重なったため一時は完走が危ぶまれましたが、全25艇のうち5艇がリタイヤする中、無事完走することができました。
<レース結果>
 順位:20位(全25艇中、内5艇がリタイア)
 記録:6日5時間33分55秒


・2022年9月14日~ Défi Azimut(フランス・ロリアン)
夏の間日本に滞在していた白石選手が、渡仏後に出場したDéfi Azimutは、大会を通してお祭りのような雰囲気のあるレースです。スピードラン競技、48時間レース、グロワ島一周レースの3種目に出場し、スピードラン競技では決勝に進出し、順位は7位でした。スピードラン競技の優勝者は、5月に開催されたBERMUDES 1000 Raceで優勝したApiviaのシャルリー・ダラン選手でした。
<レース結果>
 スピードラン競技:7位(決勝進出12艇)、48時間レース:リタイヤ(全25艇)、グロア島一周レース:19位(全27艇)


・2022年11月9日~ Route du Rhum(大西洋横断/フランス~カリブ海フランス領)
2022年の最終戦は、フランスからカリブ海までラム酒を運んだルートをたどる大西洋横断レースで、全クラスで138艇が出場する大規模な大会です。スタート後は順調に走行しておりましたが、同じくIMOCA60クラスのOliver Heer選手の艇と衝突。艇の損傷が多く修復が難しいと判断し、11月10日の日本時間16時にリタイアいたしました。当チームもOliver Heer選手が一日でも早くレースに復帰できるよう、修復作業を全面的に協力し、Oliver Heer選手は無事に11月14日の日本時間15時30分頃に再スタートしました。
<レース結果>
 順位:リタイア(IMOCA60クラス全38艇)

 


Vendée Globe2020の完走後から、当チームは以下3つの方針で活動しております。
① 白石康次郎選手とVendée Globe2024に挑戦
② 日本にもっとヨット、セーリング文化を普及
③ 若手スキッパー、エンジニアの育成

若手スキッパー、エンジニアの育成においては、DMG MORI SAILING ACADEMYを設立し、全長6.5 mのMini6.50艇で大西洋横断レース「Mini Transat 2023(ミニ・トランザット)」への参加を目指してフランスのロリアンを拠点に活動しています。
>>DMG MORI SAILING ACADEMYの情報はこちら


最新のレース情報やDMG MORI SAILING ACADEMYの動向を、オフィシャルWebサイトとSNSで紹介していますのでぜひご覧ください!

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■紹介記事

テレ朝POSTに掲載の白石康次郎選手の紹介記事をご覧いただけます。(出典:テレ朝POST)

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■プレスリリース

DMG MORI SAILING TEAMに関するプレスリリースをご覧いただけます。

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