アメリカでエンジニア技術を磨きながら
グローバルな視野も身につける
山村 英介やまむら えいすけ 2008年入社
DMG MORI
デービス工場 QC Dept.マネージャー
(所属は取材当時のものです)
情報工学部 システム創成情報工学科卒業を卒業し2008年入社。MAPPSの開発に参加したのち、製品検査部門に配属された。2012年アメリカ・カリフォルニアのデービス工場建設に伴い、現地へ赴任。現在はマネージャーとして、品質管理を担当している。
品質検査チームでは、デービス工場が生産する全機をチェックしています。品質管理は部品検査と製品検査に大別され、部品検査ではサプライヤから納品された部品が精度よく作られているか、三次元測定器やマイクロメータなど特殊な計測器を用いて判断します。製品検査では、出荷前の機械について、精度、機能、外観がDMG森精機の製品としての基準をクリアしているかを確かめます。いわば会社の信頼を守るための「最後の砦」ですね。私は品質管理部のマネージャーとして、デービス工場全体の品質の維持・向上に努めています。
具体的な仕事の内容は、製品検査工程の進捗確認、問題発生時の他部署への報告、トラブルに対する対策立案など。新機種を立ち上げる際は、計測器の選定や治具の設計も行います。また、計測器の校正期間が切れていないかチェックするなど、機器の管理や、備品の調達なども私の役目です。
他にも多種多様な業務を任されていますが、これらの作業をチーム員に割り振りして、無理なく期限内に完了できるように調整することも大切な仕事。チーム内の全業務内容を把握することで、誰かが困ったときには、適切なアドバイスを送るなどし、作業工程の素早い見直しを可能にしています。
AM 7:00
朝礼後、チームメンバーに1日のスケジュールを指示。
AM 8:00
ラインの見回り。進捗状況やトラブルの有無を聞き取り、当日の部内ミーティングで報告。
PM 12:00
メールや品質記録、機械出荷における各書類やチェックシートの確認を行う。
PM 14:00
トラブル処理。現場からの要望を受け、組立、設計スタッフと協力しながら、ラインの精度の再調整をする。
PM 16:00
日本とTV会議。日本の部署と、現在の問題点や新しい設計などの情報を交換。18:00頃退社。