工作機械業界の常識を塗り替える
最先端のテクノロジーを追求
森田 康彦もりた やすひこ 2009年入社
北海道
制御ソフト開発部
CELOS開発グループ グループ長(所属は取材当時のものです)
入社以来、一貫して制御ソフト開発の業務に携わる。2013年にはドイツ・フロンテンに赴任し、CELOS開発における日独連携の中心スタッフとして活躍。現在は、CELOS開発グループのグループ長としてプロジェクト推進に尽力している。
制御ソフト開発部では、工作機械の操作盤に搭載するソフトウェアを開発しています。私の所属するCELOS開発グループは、次世代オペレーティングシステム「CELOS」および「MAPPSV」の開発を行っており、特にセンシング技術を用いたアプリケーションに注力しています。
ドイツDMGとの統一オペレーティングシステムを、という考えのもと誕生したCELOSは、スマートフォンやタブレットPCと同様にタッチパネル式を採用し、直感的にスピーディな操作が可能な、業界でも画期的なシステムです。例えば、工程管理やマニュアルなどは電子データとして保存でき、PC版CELOSにより、オフィスから現場へデータ配信できるため、作業時間の短縮や効率化が図れます。遠隔監視によりオフィスに居ながらにして機械の状況も把握できます。
チームで取り組んでいるセンシング技術では、機械各部に取り付けたセンサの情報を工作機械の性能向上に役立てています。例えば、主軸に付けた加速度センサで望ましくない振動(びびり)を捉えて、びびりを発生させない条件を見つけたり、電力センサにより省エネに配慮した運転ができるよう見える化したり、また、収集したデータを解析して予防保全や故障検知につなげるプロジェクトを進めたりしています。計測、解析には、新しいソリューションのヒントが多くあり、それらを加工の効率化、スマート化やコストダウンなど有効な形にするのが開発の役割でもあるのです。ソフトウェアによって機械に付加価値をつける、とてもやりがいを感じる仕事です。
AM 9:00
出社後は、メールを確認してその日に対応すべき項目を確認。その後、グループメンバーで朝礼を行い、互いの業務進捗や課題を共有。
AM 10:00
協力企業とミーティング。進行中の案件の状況を把握するとともに、次期案件の打ち合わせを行う。
PM 13:30
開発案件のソースコードや仕様書のレビュー。必要に応じてグループのメンバーと打ち合わせを行い、スキル・知識の共有化を進める。
PM 16:00
ドイツ開発拠点と週次ミーティングを行い、開発の状況や優先順位を確認。各メンバーの進捗を確認し、タスク調整などを行う。
PM 20:00
メールの返信や問い合わせなどの対応、次回の打ち合わせ用の資料を作成し、退社。
NLX大型開発グループ
2008年入社
NLX小型開発グループ
2007年入社
NRX・ワシノ開発グループ
2008年入社
電装NL グループ
2005年入社
びびり振動研究グループ
2005年入社
AM統括部 AM加工技術部
2009年入社
複合加工機組立課
2011年入社
技術管理課
2008年入社
搬送技術部
2010年入社
国内DMGフィールド
サービスグループ
2012年入社
DMG MORI デービス工場
2008年入社
マグネスケール
1977年入社