自社製品の性能を左右するコア技術
つねに最大限の成果を追求していく
入野 成弘いりの なるひろ 2005年入社
伊賀事業所
要素開発部 びびり振動研究グループ グループ長 工学博士
(所属は取材当時のものです)
入社後、主軸技術、軸受の内製化のプロジェクトに取り組み、2013年の要素開発部発足より現職
現在は工作機械の重要課題の1つであるびびり振動の抑制に向け日々業務を進めている。
DMG森精機の技術の根幹を成す技術といえる、高剛性の工作機械を開発するための要素開発の第一人者として活躍中。
要素開発部では、主軸やボールねじ、ATCマガジンなどの主要要素の設計を担当するグループ、部品やユニット装置類を、機種・部署・海外拠点をまたいで、統合を進めるグループ、また機械構造の性能を向上させる業務を行うグループがあります。
DMG森精機の製品レベルを底上げする技術開発を主に行っており、開発の核ともいえる部署です。
工作機械の加工で求められる性能は、加工精度と加工能率です。私が所属する要素開発部びびり振動研究グループは、高効率で、高精度に加工するための技術に取り組んでいます。機械加工時の振動測定、機械構造の解析を通じて、性能を向上させる業務を行っています。
AM 8:00
出社。グループの作業の進捗確認にて、前日の夜間処理した解析結果の報告を受ける。
AM 10:00
検証で行う測定内容の事前打ち合わせ。進行についてのスケジュールを確認する。
PM 13:30
自身の担当業務を進める。並行して他部署からの問い合わせに対応。
PM 15:30
検証の状況、測定結果の報告を受ける。図書スペースで現在取り組んでいる案件の関連資料を調査後、夜間に処理する解析内容を確認。
PM 19:00
退社。同僚と打ち上げ飲み会へ。