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世界の逸品

  • 世界の逸品 2018/08/03 更新
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世界の逸品機器 #21
マシンバイスとサブテーブルの融合で
加工空間を最大限に活用できる汎用治具システム

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  • 治具/チャック

ワークを左右からクランプして固定するマシンバイスは、ワークの形状を問わず汎用性が高いため、さまざまな加工で活用されています。しかし従来のマシンバイスはテーブルの上に設置して使用する性質上、バイス本体の大きさ分だけ、機内の加工範囲が制限されてしまいます。この課題を解決するために、株式会社ナベヤとDMG森精機株式会社が共同開発したのが、マシンバイスとテーブルを融合した「ビルトインバイス」です。テーブル本体にバイスを組み込むという革新的な発想で、加工空間を最大限に活用することができる汎用治具システムです。

ビルトインバイス

Z方向に約60%、Y方向に約74%加工範囲が拡大し
加工空間の体積は約2.7倍に増大

「ビルトインバイス」はテーブル自体にバイスを組み込んだ汎用治具システムです。バイス部は可動部と固定部が分離し、テーブル部は直行するT溝で構成されています。従来のバイス同様、多連使用も可能です。テーブル部に直接ワークを固定するので、従来品よりもZ方向で約60%も加工範囲が拡大しました。
また通常のバイスではクランパーの幅も加工空間を制限する要素でした。「ビルトインバイス」では、ワークを押さえる可動体をできる限りコンパクトにすることで、Y軸方向も従来品より約74%も広く加工空間が取れます。
これにより、加工空間の体積は約2.7倍に増大し、加工できるワークの種類が格段に増えます。

ビルトインバイスの構成イメージ

加工精度をより高められる構造
さらにワーク固定がX方向、Y方向の両方で可能

加工では、ワークをできる限りテーブルに近い位置で安定して設置することが望ましいのですが、「ビルトインバイス」は、まさにワークをテーブルの上に設置するスタイル。もちろんワークが浮き上がりにくい機構を採用しています。そのため、非常に高い精度を実現できます。
また、従来のバイスはワークの固定が一方向でしか対応できませんでしたが、「ビルトインバイス」はクランプ部品の位置変更を行うことで、ワーク固定がX方向、Y方向の両方で可能です。さまざまなワークを加工できるようになります。

各種オプション部品で対応可能なワークがさらに拡大

ビルトインバイスの搭載イメージ(立形マシニングセンタi 30 V)

薄物、異形状のワークにも対応するための各種口金、Z方向からの押さえを可能にする垂直クランプ、50mmのかさ上げをするためのかさ上げパーツなど、オプション部品を活用することで、加工できるワークの種類がさらに多くなります。
バイスを活用した加工を行われる中で「加工空間のムダをなくし、機械のストロークを最大限に活用したい」とお考えのお客様は多くいらっしゃると思います。ぜひ「ビルトインバイス」をお試しください。

株式会社ナベヤ
所在地:〒500-8743 岐阜県岐阜市若杉町25
電話:058-273-6521
URL:http://www.nabeya.co.jp/
お問い合わせフォーム:http://www.nabeya.co.jp/contact/index.php

この記事では、DMG森精機が世界中から厳選した逸品機器をご紹介しています。

ご紹介の製品は、DMG森精機のショールームにてご覧いただけます*。

*一部、期間限定となっておりますので、事前にご確認ください。

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