- 世界の逸品 2017/12/22 更新
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- 5軸加工機
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5軸マシニングセンタを使用する際の困り事の一つに、既存バイスが大きいことがあげられます。バイス幅が機械のワークテーブルと同程度になることも珍しくありません。バイスが大きいと、複数のバイスをワークテーブルに取り付けて夜間無人加工を行う、といったことができません。それに加え、バイスはセンター把持ではなく片持ち把持であることが多く、加工領域が限定されてしまいます。また、バイスの背が高いと工具の動きを干渉することになり、加工領域をさらに限定することになります。加工できる時間を増やし、加工領域を拡大するには、小型で背が低いセンタリングバイスの使用が最適で、なおかつ把持力が強いことが理想的です。このような理想的なバイスが、ドイツ・シュンク社が開発した5軸加工機用センタリングバイス「KONTEC KSC」です。
難削材を浅くつかんでも切削加工が可能な大きな把持力
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