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世界の逸品

  • 世界の逸品 2017/12/22 更新
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世界の逸品機器 #15
小型で高い把持力!
5軸加工機に特化したセンタリングバイス

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  • 5軸加工機
  • 治具/チャック

5軸マシニングセンタを使用する際の困り事の一つに、既存バイスが大きいことがあげられます。バイス幅が機械のワークテーブルと同程度になることも珍しくありません。バイスが大きいと、複数のバイスをワークテーブルに取り付けて夜間無人加工を行う、といったことができません。それに加え、バイスはセンター把持ではなく片持ち把持であることが多く、加工領域が限定されてしまいます。また、バイスの背が高いと工具の動きを干渉することになり、加工領域をさらに限定することになります。加工できる時間を増やし、加工領域を拡大するには、小型で背が低いセンタリングバイスの使用が最適で、なおかつ把持力が強いことが理想的です。このような理想的なバイスが、ドイツ・シュンク社が開発した5軸加工機用センタリングバイス「KONTEC KSC」です。

難削材を浅くつかんでも切削加工が可能な大きな把持力

「KONTEC KSC」は大きさ(幅×奥行き)別に5タイプをラインアップ。高さはジョー(爪)によって変わりますが、80 ㎜程度になります。ジョーは約30種類あり、ワークの特性に合わせて特注で製作することも可能です。 把持力は標準で35 kN。オプションで、最大90 kNにまで把持力をアップすることができます。把持力が高いので、インコネルのような難削材を3 ㎜と浅く把持しても、切削加工が可能です。

主軸を完全密閉し、切りくずやクーラントをシャットアウト

「KONTEC KSC」は主軸が完全密閉されており、切りくずやクーラントが入り込むことがありません。これにより、長く使用できるだけでなく、切りくずやクーラントが入り込むことで起こる把持力の低下を抑え、常に高い把持力を維持することができます。

インコネルの24時間加工が数十日連続で可能

航空機部品を加工されているお客様は、以前から小型のセンタリングバイスをご使用されていましたが、試しに「KONTEC KSC」をご使用いただいたところ、数十日間のインコネルの連続加工を実現されました。期待以上のパフォーマンスだったことから、このお客様には、「KONTEC KSC」を採用いただきました。

日本では今後、5軸マシニングセンタが普及すると考えられます。以前から5軸マシニングセンタでは、センタリングバイスが適していると言われてきました。導入に合わせて「KONTEC KSC」を利用すれば、自由度の高い効率的な加工が可能になるでしょう。

シュンク・ジャパン株式会社

シュンク・ジャパン株式会社
所在地:〒140-0004 東京都品川区南品川2-2-13 南品川JNビル1F

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