- ニュース/トピックス 2023/07/14 更新
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DMG森精機株式会社の外洋セーリングチームDMG MORI SAILING TEAMは、 白石康次郎選手とともに単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendée Globe2024」への出場を目指して予選レースに参加しています。
2023年は下記4レースに出場予定で、そのうち3レースがダブルハンド(二人乗り)レースです。2022年末より、白石康次郎選手の乗船する船「DMG MORI Global One号」の大型改造を行い、約半年間の工期を終え2023年6月末に進水しました。 DMG MORI Global One号の進水にあたり、白石選手、2023年のダブルハンドレースへ出場する2名のクルー、チームのジェネラルマネージャーを務めるシャール・ウベルトのインタビューを織り込んだ動画を公開しておりますので、ぜひご覧ください。
【2023年のレーススケジュール】
7月22日~ Rolex Fastnet Race 2023(イギリス~アイルランド~フランス)
今大会で50回目を迎える「Rolex Fastnet Race 2023」は、 DMG MORI SAILING TEAMが2023年に出場する第1戦目です。
距離 :695マイル
形式 :ダブルハンド(二人乗り)
9月19日~ Défi Azimut(フランス)
2022年も出場した本大会は、お祭りのような雰囲気があるレースで、3種目(➀スピードラン競技、②48時間レース、③グロワ島一周レース)が開催されます。
距離:500マイル(②48時間レース)
形式:ダブルハンド(二人乗り)
10月29日~ Transat Jacques Vabre(フランス~カリブ海マルティニーク島)
赤道や嵐の多いポトノワールの海域を超えてカリブ海を目指す「Transat Jacques Vabre」は、コーヒー豆を運んだ航路をたどる大西洋横断レースです。
距離:5,400 マイル
形式:ダブルハンド(二人乗り)
11月22日~ Retour À La Base(カリブ海マルティニーク島~フランス)
「Transat Jacques Vabre」のゴール地であるカリブ海マルティニーク島から、DMG MORI SAILING TEAMが拠点を構えるフランス・ロリアンを目指すレースで、2023年に出場する大会唯一のシングルハンド(一人乗り)レースです。
距離:3,543 マイル
形式:シングルハンド(一人乗り)
また、Vendée Globe2020完走後より、当チームは以下3つの方針で活動しております。
① 白石康次郎選手とVendée Globe2024に挑戦
② 日本にもっとヨット、セーリング文化を普及
③ 若手スキッパー、エンジニアの育成
若手スキッパー、エンジニアの育成においては、DMG MORI SAILING ACADEMYを設立し、全長6.5mのMini6.50艇で大西洋横断レース「Mini Transat 2023(ミニ・トランザット)」への参加を目指してフランスのロリアンを拠点に活動しています。2023年9月スタート予定の「Mini Transt2023」へ、スキッパー研修生の三瓶笙暉古選手、ロール・ギャレー選手が出場しますので、ご声援の程よろしくお願いいたします。
>>DMG MORI SAILING ACADEMYの情報はこちら
最新のレース情報だけでなく、DMG MORI SAILING ACADEMYの動向も、 公式SNSへ投稿しておりますのでぜひご覧ください!
■DMG MORI SAILING TEAMオフィシャルWEBサイト
>>DMG MORI SAILING TEAM オフィシャルサイトはこちら
■オフィシャルSNS
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■紹介記事
テレ朝POSTに掲載の白石康次郎選手の紹介記事をご覧いただけます。(出典:テレ朝POST)
53歳白石康次郎、世界で最も過酷なヨットレースに再挑戦 アジア人初の完走目指し”夢の新艇”で臨む
命をも奪う世界一過酷なヨットレース「ヴァンデ・グローブ」自然の脅威、鯨との激突…
アジアから唯一参戦する日本人選手・白石康次郎が語る
羽生善治九段もリスペクト!世界一過酷なヨットレースに参戦する海洋冒険家・白石康次郎
■プレスリリース
DMG MORI SAILING TEAMに関するプレスリリースをご覧いただけます。
白石康次郎選手 Vendée Globe2020-2021でアジア人初の完走
「Vendée Globe 2020-2021」 出航 約70~80日間でアジア人初の完走を目指す
世界一周ヨットレースにおいて海洋中のマイクロプラスチック調査研究に協力