CLOSE

ニュース/トピックス

  • ニュース/トピックス 2020/12/18 更新
  • 印刷する

デジタル化で製造現場の改善を支援「TULIP」

シェア
タグ
  • デジタル化
  • 最先端技術
  • IT化
  • IoT
  • スマートファクトリ

製造支援アプリケーション作成プラットフォーム「TULIP」

多くの製造現場では、作業者による品質のバラつきや作業ミスの抑止、新任担当者への教育時間確保、生産データの収集・モニタリングといった、生産性向上への課題があります。TULIPは、これら製造現場の課題解決をデジタル化により支援する、全く新しい製造支援アプリケーション作成プラットフォームです。
TULIPの活用にはプログラミングの専門知識は不要です。作業手順書や品質管理、機器モニタリングなど多様な機能を持つアプリケーションを、現場担当者自身が簡単に作成できます。紙の作業手順書や品質チェックシートのデジタル化、生産データの見える化、工程改善などが可能となり、製品仕様や工程の変化にも柔軟に対応できます。さらに、製造現場では計測機器や既存システムなどとも連携でき、現場主体の工程改善やデジタル化に取り組むお客様に最適な製品です。
また、TULIPは自由度が非常に高いため、多種多様な業種に応用可能です。例えば、医薬品製造業では医薬品製造の手順書や品質・トレーサビリティ管理システムとして、食品加工業では複数言語や動画を活用した作業手順書として、物流業では入出庫や梱包業務の手順書として、不動産業では不動産営繕や保守点検業務の品質維持・効率化の手段としてなど、発想次第で幅広く活用できます。
TULIPは工作機械ユーザに限らず活用できる製品であり、サービスの提供形態やお客様との関わり方において、既存の当社製品の枠にとどまらない大きな可能性を有しています。  

■主な特長
① 6種類の機能を駆使した製造支援アプリケーションにより、生産性を向上。
・作業手順書、教育サポート、検査・品質管理、工程分析、見える化、機器モニタリング。
・作業時間、教育時間、不具合率の削減。

② 現場主体
・現場を熟知した作業者自身の手でアプリケーションを作成可能。
・動画やポカヨケ機能など、デジタルならではの分かりやすさで人的ミスを抑止。
・蓄積した作業実績データを活用して工程改善を実現。

③ プログラミング不要のアプリケーション制作
・プログラミング言語を使わず、高度な機能も容易に追加可能。
・製品仕様や工程の変化に応じて、お客様自身でアプリケーションを柔軟に編集可能。
・計測機器や既存システムなどと連携させ、複雑な作業も強力サポート。
・バーコードリーダ、フットペダル、指示灯、センサなど、すぐに導入可能な基本セットを同時販売(別売)。

④想定される業界
 ・工作機械をお使いの製造業全般、医薬品製造業、食品加工業、物流業、不動産業など。

■販売価格
1 ライセンス 年間360,000円(税抜き)

TULIPで作成したデジタル作業手順書

プログラミング不要のアプリケーション作成

指示灯やセンサなどIoT機器との組み合わせ可能

基本セット


 
 
DMG森精機株式会社は、米国Tulip社*1が開発した、デジタル化により製造現場の 生産性向上を支援する「TULIP(チューリップ)」を日本国内で販売する新会社「株式会社T Project(以下、T Project)」を2020年9月に設立しました。

*1 2014 年創業。米国MIT Media Labからエンジニアが独立して設立したソフトウエア開発会社。2019年より資本・業務提携。

■会社概要

社名 株式会社T Project
事業内容 製造業向けプラットフォームサービスの提供
設立年月日 2020年9月7日
本社所在地 東京都江東区枝川3丁目1番4号 DMG MORI 東京デジタルイノベーションセンタ
代表者 荒谷 茂伸
資本金 10百万円 (DMG森精機 出資100%)
Webサイト https://tprj.co.jp/

ブックマーク機能は会員限定のサービスです。
ご利用いただくには会員登録、またはログインが必要になります。