- 世界の逸品 2018/01/23 更新
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ターニングセンタや複合加工機による旋削加工では、主にシャフト形状のワークが大量に生産されます。このような旋削加工においては、加工時間の短縮とチップの長寿命化という課題があります。そこで今回は、加工時間の短縮とチップの長寿命化を実現するサンドビック社の全方向旋削加工工具「CoroTurn® Prime(コロターンプライム)」をご紹介いたします。
シャフト形状ワーク加工の課題を解決
これまでシャフト形状ワークの加工では、チップをワークに対して93-95度という直角に近い切り込み角度であてているため、送り速度を上げることが難しく、チップにも大きな負担がかかっていました。送り速度を上げるためには切り込み角を小さくして、切れ刃とワークの接する面積を広くするのが一般的です。しかしこの場合、立ち壁などの加工ができないという課題があり、立ち壁などの加工時には再び切り込み角度を戻し、送り速度を抑えて加工する必要がありました。このような課題を解決するのが、サンドビックの全方向旋削加工工具「CoroTurn® Prime(コロターンプライム)」です。
全方向旋削加工が可能な「CoroTurn® Prime(コロターンプライム)」で、生産性が大幅に向上
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