- お客様事例 2024/03/20 更新
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1932年創業の株式会社髙島工作所は「削る」に特化した金属加工メーカーです。アルミを中心に銅やチタン、ニッケル、鉄、ステンレスなど幅広い材料を加工し、試作品から量産品の加工まで行っています。トラクターや調理器、ロボットなどで使用される精密機器部品や産業機器部品の製造を行っており、その高い技術力と柔軟な対応力、徹底した品質管理から防衛関連の部品製造も60年近く携わっています。 創業以来長年にわたり、神戸市の長田区や兵庫区で事業を行っていましたが2023年に神戸市西区にある神戸テクノ・ロジスティックパーク内に移転し、次時代を見据えた新しい設備の導入を進めながら、今まで以上に綺麗で働きやすい職場環境の構築にも力を注いでいます。

同社が自動化の皮切りとして導入したDMU 50 3rd Generationにて高性能クーラントECOCOOL 3000-DMJも同時に採用。
耐腐敗性や高い潤滑性・消泡性を評価し、既存のマシニングセンタでも順次利用を開始。


他社製クーラントは3~4カ月で腐敗し、悪臭に加えてにごりやべたつきも発生(左写真)
ECOCOOL 3000-DMJは8カ月経過しても腐敗せず、悪臭やべたつきのない綺麗な状態を維持(右写真)


強固な油膜強度を持ち、極圧添加剤をバランスよく配合したECOCOOL 3000-DMJ。
重切削加工から高速加工までマルチに対応。
ECOCOOL 3000-DMJで機械の稼働率を最大化し、安定供給を強化
ECOCOOL 3000-DMJは腐敗しにくく長期間使用できるため、クーラントの交換やタンク清掃の回数が低減しました。機械の稼働率が向上し、廃油の処理コストも削減できました。
株式会社髙島工作所
代表取締役社長
高島 洋平様
悪臭やべたつきが発生せず、作業環境が劇的に向上
アルミやステンレス、鉄など様々な材料を削ってもECOCOOL 3000-DMJは腐敗せず、8カ月使用してもタンク内で綺麗な状態を保っています。悪臭やべたつきも発生しないので、作業環境が劇的に改善しました。
株式会社髙島工作所
製造担当
横川 元様
高い汎用性と優れた抗菌性で長期間使用できる水溶性クーラント
これまで使用していた水溶性クーラントは3~4カ月で腐敗し、機械の塗装剥げやホルダの錆びの原因になっていました。また、悪臭やべたつきも発生し、作業性・作業環境の悪化にもつながっていたといいます。そのため半年に一度は生産を止めてのクーラント交換が必要でした。製造担当の横川元様は「腐敗したクーラントオイルは機械内部にまで悪影響を及ぼしたり加工精度を下げたりする可能性もあるので、常に不安を抱えながら作業していました」と振り返ります。
転機は、自動化の第一歩として5軸制御マシニングセンタDMU 50 3rd Generationを導入したことでした。その際、DMG森精機の提案を受けてクーラントにマイクロエマルションタイプであるフックス社のECOCOOL 3000-DMJを採用したのです。代表取締役社長の高島洋平様は「私たちのような規模の町工場では被削材ごとにクーラントを変えるのは現実的ではないため、汎用性の高さに魅力を感じました。また、優れた抗菌性を持ち長期間使用できるので、廃液コストの削減や作業環境の改善にも効果があると考えたのです」と採用の理由を説明します。
過酷な環境でも腐敗しないクーラントで機械の稼働率や作業性が向上
非鉄金属にも最適なECOCOOL 3000-DMJは8カ月使用しても腐敗せず、悪臭も発生していません。横川様は「夏の猛暑で他社製クーラントはすぐに腐敗しましたが、ECOCOOL 3000-DMJは継ぎ足しのみで、交換はまだ一度も行っていないにも関わらず腐敗しませんでした。クーラント交換やタンク清掃といった現場の作業負担が大幅に軽減され、機械の稼働率も向上しています。また、にごりや泡も発生していませんし、べたつきもないので作業性も格段に上がりました」と笑顔でお話されます。
当初はDMU 50 3rd Generationのみで使用されていましたが、ECOCOOL 3000-DMJの耐腐敗性や高い潤滑性・消泡性を実感され、既存のマシニングセンタでも順次利用を開始。現在ではDMU 50 3rd Generationを含め5台のマシニングセンタで使用され、今後はターニングセンタでも使用を検討されています。高島様は「当社は国防に関する部品も製造しており、安定供給が絶対的な使命です。ECOCOOL 3000-DMJは部品加工の時間を最大化し、安定供給を強化できるクーラントだと判断しました」と説明されます。
人にも環境にも優しい高性能クーラント
高島社長はDMG森精機について、「素晴らしい提案をしてくださいますし、自動化システムにおいてもDMG森精機が最も優れていると考えています。自由に移設可能なロボットシステムMATRIS Lightについても導入に向けて調整を進めています」と話されます。 さらに今後の目標については、今まで以上に綺麗な職場と働きやすい環境を整え、若者が「働きたい」と感じる町工場にしていくことだと熱く語られます。「腐敗しにくいECOCOOL 3000-DMJへの切り替えで、工場内の悪臭をなくし、オペレーターの作業負担を軽減することは町工場のイメージを変える1つのファクターになると考えています。また、廃液量も減らせるので環境負荷の低減にもつながります。企業として環境への配慮にも一層の努力を積み重ねていきます」。
どれだけ時代が変化しても安定して製品を供給し、国や人々の暮らしを守る。その使命を果たすべく、株式会社髙島工作所は加工に対する熱い情熱と町工場のプライドを胸に挑戦を続けます。
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