- お客様事例 2023/07/11 更新
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1944年創業、長野県坂城町(さかきまち)に本社を構える株式会社都筑製作所は、主に自動車と建設機械用部品の製造を手掛けており、月産数万台のオーダーにも対応できる自動車部品製造で培った「大量生産」の技術と、数百機種にものぼる建設機械部品製造で磨いた「多品種少量生産」の技術という、相反する業態に応えられる 独自の生産技術と精密加工技術を両輪に、試作から量産まで一貫した品質保証体制を確立してきました。また、中空シャフトの新鍛造技術である「ラジアルフォージング」の確立により部品の軽量化を実現されるなど、来るべきEV時代も見据えられています。
月産数万台のオーダーにも対応できる自動車部品製造、
数百機種にものぼる建設機械部品製造を両輪に、
試作から量産まで一貫した品質保証体制を確立。
WH-AMRによりワークの搬送を自動化。
オペレーターは生産工程管理などに注力し、
より効率的な生産工程を実現。
自律走行ロボットWH-AMR 5と複合加工機NTX 1000を組み合わせた自動化システム
ロボットとオペレーターの共存、協働可能な自動化システムを求めていました。 このシステムによって工程間搬送の自由度が増し、全で効率的な加工が実現できました。
株式会社都筑製作所
取締役 技術本部長
宮下 和文様
自動化システム導入による生産性向上
都筑製作所ではこれまでも積極的に自動化システムを導入されており、自動車部品は専用機を使った自動化システムで生産されていました。 2018年には新たにステータシャフトの量産加工を行うために、DMG MORIの正面並行2主軸・2タレットターニングセンタNRX 2000を3台、2面パレットチェンジャ付き立形マシニングセンタ i30 Vを5台組み合わせた自動化ラインを導入。これまでの生産ラインを凌駕する大量かつ高精度な加工を実現しました。
一方で、同社では働き方改革も進められる中で、自動化への対応が困難であった建設機械部品向けの多品種少量・変種変量生産を効率的に行えるシステムの構築が課題となっていました。この課題を解決するために自由度の高いAGVと高精度な加工機が必要と考えられており、それらを満たすソリューションとしてDMG MORIから自律走行ロボットWH-AMR 5と2台の複合加工機NTX 1000 2nd Generationを組み合わせた自動化システムを導入されました。
自律走行ロボットWH-AMR 5を活用した変種変量生産
都筑製作所の取締役 技術本部長である宮下 和文様は、DMG MORIの自動化システム導入について、「ロボットとオペレーターの共存、協働可能な自動化システムを求めていました。このシステムによって工程間搬送の自由度が増し、安全で効率的な加工が実現できました」と話されます。このシステムでは、NTX 1000により機械1台への加工の工程集約を行い、WH-AMR 5によってワークの搬送、機械への取り付けから加工済みワークの取り出し、洗浄機にかける一連の工程を自動化し、段取り替えやメンテナンス時間の低減を実現しました。さらに、協働ロボットであるWH-AMR 5の特長として安全柵や安全装置のコストが削減でき、無人運転時間の延長や24時間稼働も可能になりました。WH-AMRは同じエリアでの複数台の同時稼働、ワークのみならず工具・治具の搬送、計測など、さらなる拡張性も備えています。
生産技術の革新と卓越した品質を追求
宮下様はDMG MORIについて、「複合加工機、ターニングセンタ、マシニングセンタなど豊富なラインアップを備え、自動化向けの周辺装置や加工エンジニアリングについても良い提案をしてくれます。中でも、ロボットを活用したシステムは一歩先をいっていると思います」と評価されます。今後のビジョンについて宮下様は、「変種変量生産に柔軟に対応できる自動化システムを、さらに進化させたいと考えています。ワーク搬送中に計測を行うなどの付加価値をつけて、さらなる品質向上に努めていきます」と話されました。蓄積した技術と共に時代の変化に応じて成長を続けていくために、常に生産技術の革新と卓越した品質を追求する都筑製作所の挑戦はこれからも続きます。
※組織名・肩書は掲載当時のものになります。
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