• 製品情報 2016/11/17 更新
  • 印刷する

テクノロジーサイクル:モニタリングサイクル

MPC(マシンプロテクションコントロール)

シェア

MPC

機械を緊急停止して主軸を保護

MPCは、主軸に搭載した加速度センサで振動をモニタリングし、干渉に相当する振動を感知すると、0.01秒以内に主軸を停止して、損傷を最小限に抑えるテクノロジーサイクルです。主軸のベアリング状態を診断する機能もあり、ベアリングの損耗を事前に検知できるため、予防保全にも有効です。

主な対応機種

  • DMU eVoシリーズ
  • DMC monoBLOCKシリーズ
  • DMU/DMC(FD)duoBLOCKシリーズ
  • NVX、NHX、NTXシリーズ

開発の背景

NC工作機械では、干渉による事故を防ぐために様々な機能が開発されています。例えば、加工時の負荷トルクがしきい値を超えた場合にモータを停止し、アラームを出力する異常負荷検出機能や、3次元干渉チェック機能によるリアルタイムシミュレーションなどがあります。しかし、異常負荷検出機能は特定のNC装置を搭載した機械でしか使用できない機能であり、3次元干渉チェック機能は、実加工と同条件の3次元モデルの設定を行わなければ干渉を未然に防ぐことができません。
DMG森精機ではこのような課題を解決するために、NC装置の機能に依存せず簡単な設定で、干渉発生時の機械の損傷を最小限に抑え、お客様に安全に機械をご使用いただけるMPCを開発いたしました。

ユニークセリングポイント

1.高精度センサを搭載

主軸に搭載した高精度な加速度センサが干渉に相当する振動を検知すると、0.01秒以内に機械を緊急停止して、機械を保護します。緊急停止の条件は、お客様自身でフレキシブルに設定することも可能です。

2.予防保全

MPCは、加速度センサで検知した振動を解析し、主軸のベアリングの損耗を診断することができます。また、過去の状態の履歴データを保存するデータロガー機能を備えており、そのデータを取得し、外部のパソコンで分析することもできます。これらの機能を活用することで、事前にメンテナンスの有無を確認できるため、故障する前に主軸の修理や交換を行うことが可能になります。緊急の主軸トラブルを未然に防ぐことができるため、計画的な生産を行うことができます。

3.操作性

MPCは、加工中の主軸のアンバランスと振動のレベルを表示する「MPC Peak Meter」、直近の振動レベルと制限値を表示する「MPC Graph」、ベアリングの状態と振動の累積記録を表示する「MPC Diagnostics」の3種類をHMIであるCELOSの画面で確認することができます。

MPC PEAKMETER

  • アンバランスと振動の現在値を表示

MPC GRAPH

  • 直近20秒の振動レベルと制限値を表示

MPC DIAGNOSTICS

  • ベアリングの状態を表示
  • 振動の累積記録を表示

ブックマーク機能は会員限定のサービスです。
ご利用いただくには会員登録、またはログインが必要になります。