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ニュース/トピックス

  • ニュース/トピックス 2024/07/01 更新
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SBT(Science Based Targets)「ネットゼロ目標」の認定を取得

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  • 省エネルギー

 DMG森精機株式会社およびグループ会社のドイツDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT(以下、当社)は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」の目標において、2024年6月に国際的な環境団体のSBTイニシアチブ*1から認定を取得しました。

SBT

 当社は2021年11月に、2030年までの温室効果ガス排出量削減目標についてSBT認定を取得しました。2019年を基準として、2030年までにScope 1およびScope 2で46.2%の排出削減、Scope 3で13.5%の排出削減を目標としておりました。*2このたびのネットゼロの認定取得により、2019年を基準として、2030年までの短期目標においてはScope 3の排出削減を27.5%に引き上げ、2050年までの長期目標においては、Scope 1、Scope 2、Scope 3の合計で90%の排出削減を新しい目標としています。残りの10%は大気中からの炭素除去によりネットゼロを実現できることが定められています。

 当社は、持続可能な社会を目指し、人と自然が共生できる社会、資源循環型の社会に向けた取り組みを行っています。グループ全体で太陽光発電システムの導入やCO2フリー電力の購入など再生可能エネルギーの活用拡大を図るとともに、工作機械の製品ライフサイクルの各段階で資源を有効活用するサーキュラーエコノミーの強化など、CO2排出量削減に向けた様々な取り組みを進めています。また、当社が推進するマシニング・トランスフォーメーション(MX)は、お客様の生産性向上と経営資源の節約になり、CO2排出量の削減につながります。当社は、工作機械事業の深化を追求することが気候変動というグローバルな課題に貢献するものと考えており、今後も持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。

◆目標

目標

◆CO2排出量の推移 ※第三者による認証を取得

CO2排出量の推移

◆当社のサステナビリティへの取り組みについて、当社Webサイトにて詳しくご紹介しています。
  DMG MORI サステナビリティWebサイトはこちら

*1 2015年にCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4機関が共同で設立した国際的な団体。世界の気温上昇を産業革命前から1.5℃~2℃に抑えることを目指す「パリ協定」が求める水準となるように、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標策定を企業に推進している。 ◆SBTイニシアチブ Webサイト:https://sciencebasedtargets.org/

*2 Scope 1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
  Scope 2:他社から供給された電気・熱・蒸気の使用に伴う温室効果ガスの間接排出
  Scope 3:Scope1、Scope2以外の温室効果ガスの間接排出 (購入した製品やサービス、上流と下流の輸送、販売した製品の使用、製品の廃棄等)

DMG森精機株式会社 広報・マーケティング部:お問い合わせはこちら

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