LASERTEC 30 SLM で金属積層造形した部品を実装したソーラーカーが3,000km耐久レースへ出場！

国際的なソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge」へ出場！

2023年10月にオーストラリアで開催される国際的なソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge」に出場する和歌山大学ソーラーカープロジェクトが製作したソーラーカーに、DMG森精機のアディティブマニュファクチャリング（AM）受託加工サービスで金属積層造形した部品が実装されます。本レースでは北のダーウィンから南のアデレードまでの3,000㎞を、ソーラーカーで1週間かけて走破します。

LASERTEC 30 SLM で受託造形した2種類のソーラーカー部品

今回はAMを活用したプロダクト開発とプロセス改善の支援サービス を提供する応用技術株式会社の製造業向けサービス『toDIM』が、対象部品の選定や設計最適化を検討し、最終的に2部品のAMを活用した軽量化のための再設計が行われ、DMG森精機で受託造形を実施いたしました。今回のAM再設計の主な目的は軽量化で、フロントキャリパーステイでは従来部品に対し50%減量、サスペンションでは従来部品に対し40%減量を実現しました。
和歌山大学ソーラーカープロジェクト は、世界で戦えるソーラーカーの開発を目指し、AM技術の更なる導入を検討されています。

▶和歌山大学ソーラーカープロジェクトWebサイト
https://wadaisolarcar.wixsite.com/0803
▶ 応用技術株式会社Webサイト
https://todim.apptec.co.jp/
▶ DMG森精機 AM受託加工サービス AM Lab & Fab Webサイト
https://www.dmgmori.co.jp/sp/labandfab/