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ニュース/トピックス

  • ニュース/トピックス 2022/03/22 更新
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奈良と東京の二本社制導入のお知らせ

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2022年7月 創業地奈良へ本社移転

 DMG森精機株式会社(以下、当社)は、2022年7月1日に愛知県名古屋市から奈良県奈良市へ本社を移転いたします。奈良県奈良市には、当社最大のデジタルを駆使した先端技術の開発拠点である奈良商品開発センタ(以下、奈良PDC)を現在建設しており、2022年7月の稼働開始を機に、本社といたします。 同時に、2014年7月に開設した東京グローバルヘッドクォータとともに、奈良県奈良市および東京都江東区潮見の両拠点を本社とする二本社制を導入します。災害・疫病・サイバー攻撃等へのリスク対応の視点から、いずれかの本社が被災した場合にも、遅滞なく本社機能を相互にリカバリーし、基幹業務を迅速・適切に遂行できる事業継続体制を整えることを目的としています。

 当社は1948年に奈良県大和郡山市で創業し、その後も奈良を本社として、工作機械の製造および販売サービスを行い、1970年に三重県伊賀市に伊賀事業所が完成・操業を開始しました。事業が拡大する中で、自動車産業の中心地である中部圏や関東圏のお客様・取引先とのアクセス改善、また全国に範囲が広がった採用活動の中心拠点とするべく、2004年に奈良県大和郡山市から愛知県名古屋市へ本社機能を移転しました。その後、2015年にドイツ DMG MORI AGを連結化、2016年の完全企業統合を経て、お客様や取引先は日本全国・全世界に広がっております。

 奈良県大和郡山市にある奈良事業所では、現在小型のターニングセンタおよび同時5軸加工機を生産しており、今後その全てを伊賀事業所に集約し、伊賀事業所では、工作機械本機の組立および使用部品の加工、主軸・ボールねじ等精密主要部品の内製化に取り組みます。奈良事業所では、2016年1月から稼働しているシステムソリューション工場4,200 m2に加え、これまで機械加工および組立を行っていたエリア15,600 m2を全面改修し、従来比約4倍の敷地面積のシステムソリューション工場に変更します。これにより奈良事業所内の工場全てのエリアで自動化・システム案件に特化した組立・要素部品の生産をすることとなり、工作機械業界で世界 最大の工作機械を中心とした自動化ソリューションの組立・調整工場となる予定です。この度奈良市に開設する奈良PDCでは、本社機能を保有するほか、先端技術の開発、JR奈良駅至近で京阪神いずれからもアクセスがよいという立地を活かした産学連携を含めた技術者交流の推進、関西を中心とした全国の優秀な人材を採用 するための拠点としても機能します。

 また、これまで本社としていた愛知県名古屋市は、好立地であることを引き続き活用し、当社機の販売・サービスを行うグループ会社である DMG森精機セールスアンドサービス株式会社(売上収益 約700億円)の本社となります。なお、本店所在地は創業以来、奈良県大和郡山市であり、変更ございません。 当社は、創業地奈良と東京の二本社制を導入することで有事の際の事業継続体制を強化し、今後もお客様に安定した販売サービスを提供してまいります。

■グローバル本社 東京グローバルヘッドクォータ(東京都江東区潮見2丁目3-23)
■第二本社 奈良商品開発センタ(奈良県奈良市三条本町2番1号)

建設中の奈良商品開発センタ外観
デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所

お問い合わせ先

DMG森精機株式会社 広報・マーケティング部

E-mail: users@dmgmori.co.jp

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