- 世界の逸品 2019/04/19 更新
- 印刷する
-
- タグ
-
- 5軸化/複合化
- 治具/チャック
- ターニング加工
マシニングセンタでの加工後に、旋削工程が必要な場合―
その際に、まず必要となるのが、ターニングセンタなどの追加設備です。他にも、治具を作成したり、手間のかかるチャッキングや追加工程に伴うサイクルタイムの増加など、スペースとコストと時間という、頭を悩ませる3つの問題が一挙に発生します。また、大型のワークの場合、ターニングセンタに載せられないというケースも考えられます。これらの問題を、ひとつの製品で一挙に解決できるのが、KOMETのU軸システム「コムトロニック」です。
旋削加工からホーニング加工まで、マシニングセンタ一台で完結できる
従来の一般的なマシニングセンタは、X/Y/Zの3軸で加工しますが、そこに径方向にスライドするU軸システム「コムトロニック」をプラスすることで、マシニングセンタでターニングセンタと同様の加工ができるようになります。これにより、1台の機械でミーリングとターニングの全行程が完了するため、加工時間が大幅に短縮でき、特殊な治具作成などのコストも抑えることができます。
また、一般的な工具を使用し、簡単なプログラミングだけで多彩な倣い加工ができるため、複数の工具や特殊工具は不要。工具費の削減にもなります。 ツールチェンジャで工具交換ができることや、4MPaまで内部給油が行えること、切削面が旋削加工の引き目になり、品質の向上が叶えられることも、U軸システム「コムトロニック」の特長です。
さらに、Z軸の駆動でホーニングまで行うタイプもラインアップ。これを導入すれば、マシニングセンタ一台で、旋削加工とホーニング加工まですべて行えるようになります。
ダイレクトストローク測定システムで加工精度がさらに向上
通常、メカトロニックツールシステムはインダイレクトなストローク測定システムを使用しますが、U軸システム「コムトロニック」では、加工内容に合わせてモジュール式のダイレクトストローク測定システムを選択いただけます。これにより、高精度かつ正確な位置決めが行えるため、さらに精度の高い加工が実現できます。
内蔵したサーボモータにより、機械側の改造を最小限に抑えられる
「コムトロニック」にはサーボモータが内蔵されており、その点が他社のU軸システムとの大きな違いです。機械側にサーボモーターを取り付ける必要がないため、機械側の改造を最小限に抑えることができます。
特許技術であるABSシステムを利用し、クイックチェンジでの工具交換時間を短縮!
従来と比べてさらなる高剛性加工が可能に
U軸システム「コムトロニック」では、回転工具ホルダに、KOMETが開発し特許を取得したツーリングシステム「KOMET ABS®」を採用しています。KOMET ABS®は、二面拘束による非常に強いクランプ力で、びびりや振動、たわみを抑制し、たとえ長いドリルであっても剛性のある加工が可能です。また、レンチ1本で締め付けるだけなので、工具交換の段取り時間も削減できます。さらにターニングセンタのタレット用VDIホルダ、円筒タイプのABS固定工具ホルダもあり、ターニングセンタとマシニングセンタで工具の共用化を図ることも可能です。
| 株式会社コメートグループ(KOMET GROUP KK) 所在地:〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-22-2 電話:0422-50-0682 URL:http://kometwnt.co.jp/ |
この記事では、DMG森精機が世界中から厳選した逸品機器をご紹介しています。



