- 世界の逸品 2016/10/06 更新
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ドイツ ブルーム‐ノボテスト社製
レーザ式工具長測定器 LaserControl Micro Compact NT
-工作機械用非接触ツールセッティングシステム-

工具刃先の摩耗や欠損による加工精度低下リスク
加工中の工具刃先のわずかな摩耗や欠損に気づかずに生産を続けてしまうと、ワークの精度不良や工具破損等のトラブルが発生し、生産性の低下に繋がることがあります。
しかし、工具刃先の測定をしようとすると、機械から工具を外しクーラントや切りくずを除去した上で計測し、再度取り付けを行う必要が出てきます。これらは工具脱着の手間に加え、オペレーションミスや加工精度の誤差に繋がります。そのため、加工中に自動で工具の微細な摩耗や欠損を検知することは、生産性の向上において大きな課題でした。
また5軸加工機で多く使用されるボールエンドミルの先端R形状の摩耗などは、接触式測定器ではそもそも測定が困難なため、高精度な非接触測定器が求められていました。
焦点光レーザにより最少工具径10μmの高精度な機上計測を実現
世界最高水準の精度を誇るBLUM社のレーザ式工具長測定器「LaserControl Micro Compact NT」は、他社に先駆けて25年以上前に開発され、工作機械上で工具刃先をレーザで測定する技術により、加工中の機械から工具を外さずに微細な摩耗や欠損を検知することが可能です。工具刃先測定の自動化により、生産性向上が期待できます。
「LaserControl Micro Compact NT」は、焦点光レーザにより、最少工具径10μmの微細な工具測定が可能です(BL105使用の場合)。また、加工回転数での工具測定により、回転工具の振れに起因する加工精度の問題も併せて解決することができます。
特許のNT技術などでクーラントや切りくず等の悪環境下でも安定した測定を実現
加工ミスト、クーラントや切りくずに対する耐塵耐水性は、保護等級最高レベルの「IP68」を実現。レーザ受発信部にエア駆動のシャッタ機構とエアパージを装備し、外部からのクーラント、粉塵、切りくず等の侵入を防ぎ、工作機械内の過酷な環境下でも安定した計測を行います。
また、工作機械内の熱に対する熱変位補正、劣悪な環境下での高精度計測を実現するNT技術、独自のエアーブローシステム、各機能をサポートする専用プログラム等により、ミクロン台での計測を実現しています。
※同製品は0:45~2:05です

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