- 世界の逸品 2016/10/06 更新
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ドイツ ブルーム‐ノボテスト社製
レーザ式工具長測定器 LaserControl Micro Compact NT
-工作機械用非接触ツールセッティングシステム-

工具刃先の摩耗や欠損による加工精度低下リスク
加工中の工具刃先のわずかな摩耗や欠損に気づかずに生産を続けてしまうと、ワークの精度不良や工具破損等のトラブルが発生し、生産性の低下に繋がることがあります。
しかし、工具刃先の測定をしようとすると、機械から工具を外しクーラントや切りくずを除去した上で計測し、再度取り付けを行う必要が出てきます。これらは工具脱着の手間に加え、オペレーションミスや加工精度の誤差に繋がります。そのため、加工中に自動で工具の微細な摩耗や欠損を検知することは、生産性の向上において大きな課題でした。
また5軸加工機で多く使用されるボールエンドミルの先端R形状の摩耗などは、接触式測定器ではそもそも測定が困難なため、高精度な非接触測定器が求められていました。
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