- お客様事例 2025/09/22 更新
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大阪府交野市に本社を構える向井鉄工株式会社は、半導体や宇宙開発向けのステンレス製配管用継手の製造しています。40台以上の工作機械を夜間に無人で動かす完全自動化を実現しました。現在も培ってきたノウハウに磨きをかけ、さらなる自動化に向け挑戦を続けています。
高鋼度ステンレスを加工した低圧配管用継手部品
「どうすれば1時間でも多く稼働できるか」と試行錯誤
同社は1961年の創業以来、「ステンレス加工のスペシャリスト」として、配管用継手をはじめ、多品種・小ロットの半導体、医療、宇宙開発向け部品などを手掛けてきました。高付加価値のものづくりを追求するため自動化に力を入れており、 向井 秀行 会長は「20歳の頃から、どうすれば機械を1時間でも多く稼働できるか」と試行錯誤を繰り返していたと話されます。そこで、同社では自動化の第一歩として、1990年に2台のターニングセンタを導入し、半自動化をスタートしました。
「現場は従業員の自主性にまかせている」
向井鉄工株式会社 向井 康博 社長
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