- お客様事例 2025/09/15 更新
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ドイツ・フロイデンシュタットのROC Fertigung24 GmbH(以下「ROC社」)は、2016年に独自設計の高品質な鍛造ホイールの生産を開始しました。自動車メーカーやカスタム業者、カーチューナーによる車両のグレードアップに使用される製品を28名のメンバーで生産しています。ホイールはデザインから仕上げまで、細部へのこだわりやプロの技術を注ぎ込んで製造しています。自宅のガレージから始められたROC社の自社工場は、高まる需要を満たすためにその規模と製造能力を継続的に拡大されてきました。ROC社は設立直後に、ミーリング加工のために同時5軸制御マシニングセンタDMU monoBLOCKシリーズを導入しました。現在では14台が24時間3交替制でフル稼働しています。2022年にはベータテストのお客様として、5台のDMU 75 monoBLOCK 2nd Generationを導入されました。
スポーツカーから電気自動車まで、
重量を最適化した高性能の合金ホイール
スポーツカーや高級セダン、SUVは人目を引く存在ですが、特に印象的な合金ホイールが取り付けられている場合はなおさらです。ROC社は、他社にはないホイールの開発と生産に専念されています。その中でも品質は最優先事項です。ROC社の創設者でありオーナーでもあるTobias Haug様は「当社は、軽量で鋳造ホイールよりはるかに強度の高い鍛造アルミしか使用しません」と話されます。「電気自動車は重量がありますが、同時に効率性も求められます。ですから、ホイールも含め1 kg単位で重要なのです」と重量の重要性が増していることについて話されます。
空力への影響、つまり抗力係数も関連しています。「当社が生産した試作品が多くの車に取り付けられていますが、これらはまだ開発段階で、風洞テストを行っているところです」と、Tobias Haug様は開発パートナーとしてのROC社の役割について話されます。


monoBLOCKは、非常に柔軟性があり最高の性能や精度を備えているため、
当社にとって 理想的な工作機械です。
まさにオールラウンダー。
常に私たちの目的を果たしてくれます!
ROC Fertigung24 GmbH(左から)
技術部長 Lukas Betz 様
創設者・オーナー Tobias Haug 様
営業部長 Mario Schurr 様
14台のmonoBLOCKを 3交替制で稼働
ROC社は、開発用の試作品から見本市用のショーバイク、有名カーチューナー向けの幅広い製品、さらにアフターマーケットまで、各種製品を市場に提供されています。「各種鍛造ホイールを自社ブランドのProLine Wheelsで販売しています」と、ROC社とProLine Wheelsの営業部長であるMario Schurr様は話されます。また、その生産は小ロットです。「需要が高いため、柔軟性と同時に効率的な生産が求められます」と、同社の技術部長であるLukas Betz様は説明されます。
DMU monoBLOCKによる柔軟性と生産性の高い製造
同時5軸加工機DMU monoBLOCKシリーズは、常に高い柔軟性と性能を両立しています。DMG MORIは、ROC社をはじめとするお客様にすでに6,000台以上を納入してきました。「切削能力が高い一方で、繊細な構造や刻印の加工が行える工作機械が必要なのです」と、Lukas Betz様はCNC工作機械に求めるものについて説明されます。また、複雑な形状加工も求められています。「最初のDMU 75 monoBLOCKの感触が良かったので、この工作機械は当社の加工要件に完璧に適合すると確信しました」と話されます。


DMU 75 monoBLOCK 2nd Generation: 加工品質が高く連続稼働に最適
ROC社は9台のDMU monoBLOCKを導入され生産能力を徐々に拡大し、最大限に活用されています。これらのマシニングセンタの信頼性の高い連続稼働により、同社は新世代の工作機械のベータテストのために理想的なお客様であることが証明されました。DMG MORIは2022年に5台以上のDMU 75 monoBLOCK 2nd GenerationをROC社に納入し、正式な市場投入前に広範囲なテストを行うことになりました。この新開発の主な改善点は、ダイレクトドライブのボールねじ、NC回転傾斜テーブルのヘリカルギヤ配列、熱安定性を従来機比20%向上などで、いずれも面品位を改善し長期にわたる高精度加工を確保するためのものです。
最高回転速度20,000 min-1、最大トルク130 N・m のspeedMASTER主軸
DMU 75 monoBLOCK 2nd Generationには、最高回転速度20,000 min-1、最大トルク130 N・mのspeedMASTER主軸を標準装備しています。「これはスピードとトルクのバランスが完璧です」と、鍛造ホイールの費用対効果の高い加工への貢献についてLukas Betz様は話されます。ツールマガジンには60本の工具が収納可能で、ROC社の加工要件を十分に満たしています。革新的なのは、人間工学に基づいた接近性です。スライド式のドアにより新世代の工作機械はスペースを取らず、よりコンパクトに並べて配置することができます。DMU 75 monoBLOCK 2nd Generationの最大のビジュアル面での特長は、ステルスデザインです。カバーは高耐久性シートメタル製で、フラットなパネルからは機内がよく見えるようになっています。


DMG MORI FinanceとDMG MORI Serviceによる トータルサポート
ROC社は、DMG MORIのマシニングセンタを製造技術関連のあらゆる分野における最適なソリューションと信頼できるパートナーとして考えられています。「さらに、DMG MORI Financeが提供するシンプルなリースのおかげで、繰り返しの投資が容易になりました」と、Tobias Haug様は振り返られます。これによりROC社は、高まる需要に合わせて着実に成長することができました。マシニングセンタは24時間稼働しているため、迅速なサービスを頼りにしておられます。Lukas Betz様は、「ホットラインやmy DMG MORI、DMG MORI NETserviceでも不具合が解決できない場合、レオンベルクのサービス拠点に近いという利点があります」と満足しておられます。
DMG MORIと共に成長
DMG MORIとの良好な協力関係により、ROC社はすでにさらなる投資を計画されています。ただ、まずは現在の工場面積を2,100 m2に拡張する必要があります。Tobias Haug様は「DMG MORIのマシニングセンタを追加して当社の成長を推進するためには、この追加スペースが必要です」と明言されました。
※組織名・肩書は掲載当時のものになります。
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