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お客様事例

  • お客様事例 2025/06/17 更新
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Winkelbauer GmbH

生産現場のDX実現をサポート
現場主体で必要なアプリを簡単作成

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オーストリアのシュタイアーマルク州アンガーのWinkelbauer GmbH(以下「Winkelbauer社」)は19世紀に馬蹄や荷馬車を作る鍛冶屋として創業しました。その後、イノベーションと起業家精神により、中央ヨーロッパで有数の建設機械専門メーカーへと成長しました。現在、Winkelbauer社は約160名の経験豊富なスペシャリストを抱え、建設機械向けの高品質な加工工具や装置ならびに資源回収プラント用の構成部品を製造されています。3台のDMG MORI製マシニングセンタをはじめとする強力な最新型工作機械によって、品質の高い製品を提供しています。さらに、プロセスを最適化するとともにお客様の要求事項や市場の変化への対応力を高めるため、戦略的にデジタル化への取り組みにも注力されています。同社ではプログラム知識不要で誰でも簡単にアプリケーションを作成可能なプラットフォーム「TULIP」を使用して、デジタル化戦略を進められています。TULIPで作成したアプリケーションにより、ペーパーレスな生産を実現。たとえば社内の研修や組み立てに使用することで、生産性の向上を実現しています。

ABB社の新型溶接ロボット向けに初めて導入されたTULIPアプリケーション

世代を超えた革新力

Winkelbauer社は、数世代をかけて中央ヨーロッパで有数の業界を代表する専門メーカーに成長しました。「熟練工の研修や継続教育への継続的な投資を通じて競争力を維持するとともに、超耐摩耗鋼の加工における技術力を習得しました。当社の場合、これが年間6,000トン以上にのぼり、そのうち少なくとも4,000トンは耐摩耗Hardox(ハルドックス)鋼です」と、常務取締役を務めるMichael Winkelbauer様は自社の成功について、伝統が偉大な革新力となり、自社の特許やブランド創出に繋がっていると説明されます。「さらに当社のシンクタンクでは、特別な課題に対するソリューションを常に追求しています」と話されます。

Winkelbauer GmbH 常務取締役 Michael Winkelbauer様

TULIPのおかげで、組立からサイクルタイムの記録、品質保証に至るまで、数多くのプロセスを完全にペーパーレス化することができました。
このDXのステップにより、工作機械の操作に必要な研修費用を劇的に削減することに成功しました。

Winkelbauer GmbH
常務取締役
Michael Winkelbauer様

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