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お客様事例

  • お客様事例 2017/11/29 更新
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株式会社 秋谷鉄工所

多品種少量産加工の先進企業【後編】

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HEADLINE

・多品種小ロットを柔軟に生産、生産性UPの鍵は「自動化×汎用機化」の徹底

・新しい設備・仕組みを使いこなす、小さな工夫との合わせ技が競争力に繋がる

・目指すは“カンバン方式“、短時間で的確な納期回答と、在庫削減の両立

多品種小ロットを柔軟に生産
生産性UPの鍵は「自動化×汎用機化」の徹底

秋谷鉄工所様では自動化システムと同時に、最新鋭の5軸加工機を複数台活用している。アンダーカットが必要な特殊形状のワーク加工を主としているわけではない同社が、5軸加工機を積極的に導入する理由とは何だろうか。

代表取締役の秋谷昌宏様は“汎用性の高さ”だと言う。同社では、5軸加工機の特徴を、“1台で多様な加工に対応できる点” と捉えている。つまり、5軸加工機こそ、多品種少量生産に柔軟に対応できる最適なソリューションであると考えているのだ。

「以前にドイツに視察に行ったとき、そこでは5軸加工機で朝・昼・晩、異なるワークを加工することが当たり前でした。この事実は私にとって衝撃でした。」と秋谷様は振り返る。これをきっかけに、同社では幅広い形状・サイズのワークを大型5軸加工機で加工し、これを多種のワークを流せる自動化システムに組み込んで生産性を高めてきたのだ。

ドイツと日本の違いについて秋谷様はこう語る。「多くの日本の企業は、異なるワークに対して、それぞれを加工する機械を個別に決めつける傾向がある。一方ドイツでは、“汎用性の高い機械で何でも削る“という発想なのです。」

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