- 製品情報 2023/08/23 更新
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先読み補間の滑らかさ調整が可能
アプリケーションチューニングサイクルは、先読み補間の滑らかさ調整を可能にするテクノロジーサイクルです。CELOSの画面で時間優先か精度優先かを選択するだけで、加工箇所に応じて最適な加工方法を設定することができます。
主な対応機種
- NVX、NHX、NTXシリーズ
- CMXシリーズ
- DMU 50(FANUC)
- DMU / DMC monoBLOCKシリーズ
- DMU / DMC(FD)duoBLOCKシリーズ
- DMU eVoシリーズ
ユニークセリングポイント
1.加工時間の短縮
曲面のカッターパスは細かい点の連続で構成されており、切削の際はその点間を結び、先読みして加工するようプログラミングを行います。アプリケーションチューニングサイクルは時間優先を選択した場合には、スピードを重視してワークのコーナー部分を滑らかに加工し、精度優先を選択した場合には、加工速度を抑えながら指示点に忠実な高精度輪郭加工を行います。例えば、側面やポケット、金型加工など、輪郭形状の精度が要求される加工において、荒加工の際には精度を落として速く削り、仕上げ加工の際には逆に速度を落として精度を上げることできるため、全体として加工時間を短縮します。
2.ワンタッチ操作による簡単設定
CELOS上でアプリケーションチューニングサイクルの専用設定画面を呼び出し、時間優先から精度優先までの4段階の加工モードから選ぶだけで、ワークに応じた最適な加工方法を設定することができます。4つのボタンから1つを選ぶだけのため、特別なプログラミング知識は不要です。

加工モードの設定画面
3.プログラムへの組込
アプリケーションチューニングサイクルは加工プログラムにも組込むことができます。加工中に速度優先から精度優先に切り替えるなど、加工箇所に応じた設定を組み込んだ加工を行うことが可能です。プログラムの設定も特別なスキルは不要で、簡単なパラメータの入力で実現することができます。