- 周辺機器 2024/06/10 更新
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今まで人手に頼っていた水溶性クーラントの管理を、
COOL-iの内蔵センサが自動で常時状態監視を実現!
クーラントの汚染度をシンプルな指標で数値化
COOL-i(クールアイ)は、クーラントの濃度や温度、pH、汚染度、ORP(酸化還元電位)などをモニタリング可能なクーラントアナライザーです。クーラントタンクから内蔵ポンプによって自動的にサンプリングを行い、収集したデータはPCやクラウド上で確認できます。お客様のクーラント管理をCOOL-iがサポートします。
※お取り扱い状況については、弊社営業担当者までご確認ください。
※メーカー名:株式会社山本金属製作所(日本)
主な特長
1.クーラント管理を自動化
COOL-iは、複数のセンサ類とポンプを内蔵しており、IN/OUTの配管をクーラントタンクに投入するだけで、クーラントの濃度や温度、pH、汚染度、ORP(酸化還元電位)の測定を自動で行うことができます。独立した循環回路を形成しているため、機械の稼働状況に関係することなく測定ができます。
2.汚染度の表示
クーラントの汚染が進んだ場合、濃度計を用いて視認すると境界がぼやけます。COOL-iは、濃度計の目盛りに現れる境界を輝度として分析し、独自の演算により汚染度を数値化して表示します。これにより個々の視認感覚に頼らず、濃度と汚染度の徹底管理が可能です。
3.各機械のクーラント状況を一元管理
測定結果はCOOL-i本体のモニタで確認が可能です。また、ネットワークを通して、PCや携帯端末でもデータ確認ができます。その際に使用する専用のWebアプリケーションでは、複数台のCOOL-iの情報をまとめて閲覧できるため、一元管理が可能です。
4.コンパクトかつ簡単設置が可能
COOL-iをタンクに隣接する場所に設置するだけで、簡単にクーラントの常時監視を開始することができます。COOL-i本体は250×190×560 mmと非常にコンパクトなため、大掛かりなレイアウト変更などは不要です。また軽量でもあるため、機械間を簡単に持ち運ぶこともできます。
センシング結果表示画面
Webアプリケーションなら複数台のセンシング結果を1台のモニタで確認可能
仕様
装置・システム仕様
寸法 | 250 × 190 × 560 mm |
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質量 | 約10 kg |
電源 | AC100V |
USBポート、LANポート | 各1口 |
記録頻度 | 1, 5, 10 分(選択式) |
データ送信方式 | 有線LAN, Wi-Fi(選択式) |
データサーバ | クラウド, オンプレミス(選択式) |
WEBアプリ機能 | 時系列データ表示, アラート機能 |
測定関係仕様
測定項目(*オプション) | 濃度(Brix), 汚染度, 液温, 室温, pH, ORP(酸化還元電位)* |
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濃度(Brix)の測定範囲 [分解能] | 0 ~ 30 % [0.1%] |
濃度(Brix)の測定精度 | ±0.5 % |
汚染度の測定範囲 [分解能] | 0 ~ 100 [1] |
液温・室温の測定範囲 [分解能] | 5 ~ 50 ℃ [0.1℃] |
液温・室温の測定精度 | ±0.1 ℃ |
pHの測定範囲 [分解能] | 3 ~ 11 [0.1] |
pHの測定精度 | ±0.2 |