ドイツ語を駆使し
日本と欧州の共同業務をサポート
片桐 明香かたぎり あすか 2014年入社
欧州駐在社長室(所属は取材当時のものです)
大学は外国語学部ドイツ学科を卒業。文化や文学などを学び、1年間のドイツ留学も経験した。昔から憧れていた大型の機械の製造販売メーカーへの就職を希望し就職活動。中でも、ドイツ語を使って仕事ができ、かつ女性でも海外駐在の可能性があることからDMG森精機に入社。2年目でドイツに赴任し、欧州駐在社長室にて日本とドイツを結ぶサポート業務に力を注いでいる。
欧州駐在社長室では、日本とドイツの業務が円滑に進むようにサポートしています。会議の準備から各部署への連絡、役員と共に会議・会談に出席して行う通訳サポートや議事録の作成、二国間の文化や企業体系の違いによる溝を埋めるためのフォローアップなど、業務は多岐にわたります。また、DMG森精機の社長や役員の方々が欧州へ出張される際のスケジュール管理、宿泊施設・送迎の手配といった秘書業務も担っており、お客様がドイツ工場を見学される際のツアーの手配なども私の仕事です。
DMG森精機とドイツDMGMORIの統合に向けた業務に携わっています。統合社史の作成や、DMG森精機とドイツDMGに共通した新システムの導入など、部署を問わず、さまざまなプロジェクトに参加しています。
また、当社はFIA世界耐久選手権WECレースでポルシェとスポンサー契約を結んでおり、欧州駐在社長室の業務として2015年度は世界各国8レースのポルシェチームの結果報告をしました。特に、日本の富士スピードウェイにて開催されたレースでは、欧州駐在社長室が主体となって、日本のお客様をレースにご招待するイベントを運営しました。
私は両社の役員秘書とスケジュール調整などを行うことが多いので、スムーズな情報共有ができるように、日頃から積極的にコミュニケーションを図って良好な関係を築くようにしています。そのため、ドイツ語や英語をさらに上達させるべく、語学の勉強も継続して頑張っています。
また、ドイツと日本は時差が大きいので、業務が滞らないよう、二国間でのやり取りは、一度に多くのトピックスを処理できるように心がけています。業務の全体像を把握し、先々何が必要になり、どんな手配をしておくべきかを判断できるように、常にアンテナを張っています。
AM 8:30
日本からのメールチェック。日本とは夏は7時間、冬は8時間の時差があるため、急ぎの場合は朝に日本へ確認の電話を入れる。
AM 11:00
早めの昼食。会社の食堂を利用する日もあれば、自宅で日本食を作って持参することも。
AM 12:00
午後からのミーティングの準備のため、現地のIT担当者と会議室の設営チェック。日本からの資料があれば事前に印刷。
PM 13:00
会議に参加。基本的に英語で行われるが、ドイツ語になった場合に日本からの参加者への通訳を行う。議事録作成や資料共有も担う。
PM 16:00
議事録を作成し、会議で挙げられた課題を関係部署へ連絡。18:00頃に退社。