海外工場へのITサービス提供を担う中核
さまざまな国の人を遠隔からサポート
澤田 友宏さわだ ともひろ 2008年入社
伊賀事業所
情報システム部
ERP統合プロジェクト推進グループ グループ長
(所属は取材当時のものです)
大学院情報科学研究科を修了し、入社後は一貫して情報システム部にて勤務。会計システムや生産管理システムに携わる。2013年からは海外工場への生産管理システムの導入とサポートを担当。時差や文化の違いを越えて、さまざまな国の人を遠隔からサポートしている。
2015年12月からは、DMG MORIが1つの企業として発展していくために必要な業務プロセスやシステムを統合する「ERPプロジェクト」のグループ長に就任し、プロジェクト成功に向け日々挑戦中。
情報システム部の業務は、ネットワークや情報セキュリティなど社内インフラの構築・管理から、営業、購買、生産、会計などの各業務を円滑に行うためのシステム運用まで多岐にわたります。
2015年11月まで所属していた生産管理システムグループは、生産管理活動がスムーズに運ぶよう、部材調達、在庫管理、配膳、製造、出荷までの一連の生産活動をサポートする情報基盤を提供するという役割を担っています。12月からはERP統合プロジェクト推進グループに所属し、DMG MORIが1つの企業として発展していくために、開発からアフターサービスにいたるまでの業務プロセスとシステムを標準化して統合し、全世界で高品質な製品とサービスを提供することを目指しています。
海外工場の担当として、アメリカのDavis工場、中国の天津工場、スイスのDIXI工場の生産管理システムの保守・改善業務と、日本から各工場に資材を輸出する物流会社の受注管理システムを受け持っていました。天津工場では工場立ち上げ時から関わり、DIXI工場でも旧システムからのシステム更新に携わる機会に恵まれるなど、愛着を持って各工場のシステムを管理できたことはとても幸せです。また、工作機械開発の基幹システムである部品表システムを、日本とドイツの統一システムに更新するプロジェクトに参画しています。部品表システムは製造業において上流に位置し、今後のグローバルな開発・製造体制の基盤となることが期待される一方で、更新の影響が多くの業務やシステムに波及することから、いかに効率的で使いやすいシステムを提供できるか、ドイツ側のメンバーと日々検討しています。
また現在取り組んでいるERP統合プロジェクトは調達、製造、販売、アフターサービス、会計などの全てのシステムを統合する一大プロジェクトです。より良いシステムを構築するため、各部署と更なる連携を図り必ず成功させたいと思います。
常に新しいことに挑戦していく姿勢が、DMG森精機の最大の魅力です。
当社への入社を決めたのは、就職活動中の選考過程で話した社員全員がエネルギッシュで、楽しそうに仕事の話をしていたからです。この会社で働けば、充実した日々を過ごせるのではないかと考えました。また、他企業に比べて、社員が若くして第一線で活躍している印象を持ち、若手でも責任ある仕事を任せてもらえるという期待に胸がふくらみました。入社して7年が経ちますが、その期待は間違っていなかったと感じています。
AM 8:00
出社。夜間に海外からの緊急の問い合わせがないか、システム障害がないかを確認。
AM 8:30
海外工場とTV会議。
アメリカのDavis工場とシステムサポートの定例ミーティングを実施。
PM 13:00
協力会社と打ち合わせ。IT関連の協力会社と今後のシステム改善について打ち合わせ。その後、システム改善の企画書作成へ。
PM 16:30
ドイツのIT担当者とTV会議。システム統一に関する検討会を実施。
PM 18:00
議事録作成。検討会の内容を議事録にまとめて関係者に配信。そして、退社。