ものづくりの最前線が求める
工作機械を見極め、提案する
大柿 達也おおがき たつや 2011年入社
関西・北陸営業部
担当員/エリアセールスマネージャー(所属は取材当時のものです)
大学時代は経済学部でアメリカ経済学を学ぶ。就職活動では、メーカーでの営業職、海外勤務を希望。ドイツDMG社と資本・業務提携を結んだ森精機ならば、海外勤務のチャンスが多いと考え入社した。1台数千万円規模と、高価な製品を扱うなか、「些細なニーズにも真摯に耳を傾ける」をモットーにした営業活動を展開。富山県エリアの責任者として、シェアNo.1を目指して日々の業務にあたっている。
関西・北陸営業部では、西は姫路、東は富山までのエリアを担当しています。部署の人員は70名で、うち営業担当は20名。営業担当者は2〜3名ずつに分かれ、エリア各地にあるテクニカルセンタ(営業所)に配属されています。業務は、直接訪問、代理店・販売店回りなどの方法で新規顧客を開拓するほか、既存のお客様へのサポートも大切な役割。販売した機械が故障などで停止すると、その間はお客様の業務もストップしてしまうため、万が一の際は迅速な対応が不可欠です。責任は重大ですが、その分やりがいも多い部署です。
大きく分けて新規営業と問い合わせ対応の2つがあります。新規営業は、地区によっては販売店・代理店を介して行う場合もありますが、関西・北陸営業部ではユーザへの直接訪問がほとんど。カタログ通りの注文となるのは全体の1割ほどなので、お客様の加工製品や事業内容を考慮しながら「このようなスペックはいかがでしょうか」と提案することが肝心です。
問い合わせ対応は、主に機械の故障や不具合、納品した製品のオプションなどが対象です。機械が停止すると、お客様の業務も停止してしまいますから、迅速にエンジニアへ連絡して修理日程を調整します。新たな要望の発掘も、顧客と直接接する営業部の大切な役割です。
業務上欠かせない製品知識は、研修や資料で勉強しますが、現場に出るうちに自然と覚えたり、先輩やエンジニアから教えてもらうことも多いですね。
AM 9:30
テクニカルセンタへ出社後、お客様工場へ出向き商談。製品PRや見積り書を提出。
AM 11:00
既に当社機をお使いのお客様へ更新を提案。その後昼食。
PM 13:00
別のお客様のもとで、ご発注機の納入仕様・行程を打合わせ。その後、新規お客様へ製品PRのための訪問を行う。
PM 17:00
テクニカルセンタで、翌日打合わせ資料や見積書の作成、他部署への問い合わせなどの事務処理。