- ニュース/トピックス 2017/05/25 更新
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現代の製造業は、製品の市場投入までのリードタイム短縮、多品種少量生産にも対応する柔軟性、さらにはコストの最小化といった、非常に大きなチャレンジに直面しています。これを乗り越えるためには工場全体の効率化、つまり包括的な取り組みによる生産性の向上を図る必要があり、自動化の重要性は日々高まるばかりです。
本稿では自動化の魅力を、基礎的な解説と共に数回にわたりお伝えしています。vol.4では、vol.3まででご覧いただいた自動化システムの具体的な導入プロセスや、その際に発生しがちな悩みなどについてご紹介します。
自動化システム導入の流れ
お客様が生産現場に自動化システムを導入される際には、下記のような流れを辿ることが一般的です。

最初は工作機械メーカーや自動化装置メーカーへのご相談からスタートするのが常ですが、そこから導入完了までにはかなり長い期間を要します。実際にはシステムの規模に大きく依存するためあくまで参考値ですが、工作機械内蔵型の自動化システムや標準化された自動化モジュールを使用する場合(vol.3でご紹介した分類では”Standard Automation”と”Cells”)でおよそ4~6ヵ月、お客様ごとにカスタマイズされたシステムを構築する場合(同分類における”Systems”)はおよそ6~8ヵ月かかります。
導入時の一般的な悩み事とDMG森精機の解決策
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