- 世界の逸品 2018/12/03 更新
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らせん形状の採用により、重切削でも工具の抜けや滑りを防止
再研磨時の突き出し量も調整可能

耐熱合金などの重切削においては、サイドロック方式によりエンドミルシャンクを固定することでしか「抜け」や「滑り」を防止できませんでした。しかし、サイドロック方式は片側からのボルトでシャンクを締め付けるため、振れ精度とツールバランスが安定せず、加工条件を上げられないという課題がありました。また、くさび型やピン型などの抜け防止機構では、再研磨のたびに工具の突き出し量が短くなり、加工プログラムの変更を余儀なくされていました。
そこでハイマー社は、工具の抜け防止および、振れ精度とバランス向上を図る先進システムとしてSAFE-LOCKを開発。SAFE-LOCKは、ボーイング社の64チタンの切削テストをクリアするなど高い評価を受けています。
引っ張りや滑りに対して一切動かない構造
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