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お客様事例

  • お客様事例 2018/02/07 更新
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株式会社YDM

高品質が評価され、欧州からの引き合いが急増
AWC搭載機で年間360日24時間の超高稼働率を実現
【Vol.1】

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投資対効果を高める現実解は設備の24時間稼動

YDM様は1948年の創業、歯科用を中心として医療機器の製造・販売を手がけています。戦後、歯科大学が各地で創設されて歯科医が増えていくに従い、歯科用鋼製器具に対するニーズも高まっていきました。ところが当時は、輸入品のために供給が不安定で、また高価なものでした。

こうした状況を受けて、同社は素材に特殊ステンレス鋼を使ったものでは日本初となる歯科用鋼製器具を開発するなど、先進的な歯科用医療機器の製造により業績を伸ばします。近年では歯科矯正器具や外科器具に注力しており、特に矯正器具は、ほぼ全ての製品をモデルチェンジして近代化すると共に、さらに新製品を開発し、市場へ投入してきました。これが前年比50~80%増が続くヒット製品となっています。さらに海外展開にも力を入れ、ヨーロッパ各地での展示会に出展してきました。

そのような中、ドイツで開催された展示会で、同社製の矯正プライヤーが注目を集めます。歯科の歴史が長いヨーロッパでは、顧客である歯科医の目が肥えているため、品質が厳しく問われます。その高い要求水準を満たす品質が評価されたのです。その結果、ヨーロッパからの引き合いが急増します。

同社製品の高品質は、長い時間をかけて培われてきた開発力、技術力、品質管理力の賜物です。NC旋盤加工に始まり、バレル研磨やプレス加工、刃付け加工から検査・包装に至る全製造工程を自社で完結。しかも各工程において加工者自らが、手順内で定められた項目に基づき、専用の測定装置を使ってワークをチェックし、合格したものだけが次工程へ送られるのです。

「 “各工程で作り込む” “不良を後工程に流さない” ことを最重視し、各工程で良品だけを次工程に回すよう徹底しています。10年前からこうした体制作りに取り組んだ結果、クレーム件数が当時の8分の1にまで減少、ユーザー要因によるものを除けば、クレーム率は出荷総数の0.02%です」と、開発部 部長の櫻井伸久様は品質に対するこだわりを語ります。

そんな同社にとって喫緊の課題は、需要増に的確に対応できる効率の高い生産体制の構築でした。全行程を自社で一貫製作しているため、オーダーが増えたからといって、生産量を一気に増やすことは簡単ではありません。しかし、市場ニーズに応えるために、増産は必須の課題です。そこで生産量を増やすために必要となるのが、プライヤー生産において最初の工程となるボックス(合わせ面)加工の生産効率を高めることでした。
「時差出勤体制など人員面での対応は限界に達しており、さらなる効率化には自動化に対応する加工機の導入が必要でした。ただし、経営層からは投資対効果を厳しく問われるため、採算性の確保が絶対条件となります。さまざまな条件を検討・試算した結果、24時間自動稼働できる設備であれば、要件をクリアできることがわかったのです」と、櫻井様は新たな加工機選択の基準を明かします。(Vol.2に続く)

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