ワーク・ライフ・
バランス(WLB)向上の推進
QoWLを高めるために
労働生活の質(Quality of Working Life:QoWL)を高めるための重要な要素の一つがWLBの向上です。勤務間インターバルの確保(社内義務化)、有給休暇取得、男性育児休業取得の推進などに取組んでいます。
勤務間インターバル遵守率(%)

1人当たり年平均有給休暇取得日数

有給休暇取得日数は20日付与換算
1人当たり年平均総労働時間

男性従業員の育児休業取得率

年度内に育休を開始した男性従業員数 / 年度内に配偶者が出産した者の人数
※日本単体の従業員
健康像の見える化
2021年の「健康経営宣言」を契機に、社内の健康に関する資料・情報を健康管理増進センターで一括して管理するとともに、図表に工夫をこらして健康像の見える化に努め、年報として社内公表しています。16-20頁構成で、4号を数えるに至りました。表紙にその1年間のトピックスと目次を掲載しています。「自分たちのことを良く知ることは大切」であり、良く知ることから課題も見えてきます。




ヘルスリテラシーの向上
ヘルスリテラシーの向上が注目されています。健康・保健分野(ヘルス:Health)に関連する情報を探し出し、理解して、意思決定に活用し、適切な健康行動につなげる読み書き能力(リテラシー:literacy)の向上です。そのための取組みを進めています。
「健康情報ホームページ」を
立ち上げ、適時更新しています。
健康管理増進センターが管理する社内サイトでは、月替わりの「今月の健康メッセージ」、健康動画e-ラーニングや「よくある病気」の解説、「職場環境と健康」問題、「新型コロナウイルス感染症」対策やさらには社内調査の紹介などを通じて、現時点における科学的知見を分かりやすく伝えています。従業員からのよくある質問・疑問にも答え、ヘルスリテラシーの向上に努めています。
管理職を対象とした
Webinarの定期開催
管理職を対象とした四半期に合わせたWebinar研修を定期開催しています。年4回、1回4話(A~D)構成です。話の内容は四半期ごとに少しずつ変化をもたせてますが、2024年の主題はいずれも「職場の健康管理」「メンタルヘルス」「仕事との両立支援」「健康経営」の4つです。1年を通して、これら4つを主題とする話題すべてを、管理職の現職と、特に新しく管理職(昇進も含む)になられた方は早い時期に、視聴することを必須にしています(図は2024年第2四半期の案内から)。毎回、80%を超える参加率を得ています。
健康動画eラーニング
産業保健スタッフ職が、自社の健診データなど身近な題材を活用して、生活習慣病(高血圧や糖尿病など)対策、メタボ対策、メンタルヘルスなどの動画を作成しています。Q&Aも組み込んだもので、独自のeラーニング教材です。ライブラリを順次増やしています。従業員の過半数を超える1500回の再生動画もあります。

気軽に健康読書
社内カフェには、国内外のビジネスジャーナルに加えて、信頼度の高い健康関連の定期刊行物も自由に閲覧できるようにしています。