ダイバーシティ推進

DMG MORIはお客様の業種・地域もダイバーシティに富んでおり、様々なお客様の異なるリクエストに対応できる社内体制を長年かけて築きあげてきました。1980年代より事業継承や企業との統合を行い、技術、ノウハウを取り込むだけでなく、異なるバックグラウンドを持つ社員一人ひとりが最大限の力を発揮できるフィールドをつくることで、多様性を育んできました。このような多様性は業績の安定につながることに加えて、新たなイノベーションの創出においても不可欠なことです。国籍、文化、職種、ジェンダー、LGBTQ、年齢、障がいの有無などを問わず、全社員が高いプロ意識を持って活躍できる職場づくりを進めています。

国籍・文化

DMG MORIグループは、様々な言語・国籍・ジェンダー・専門分野を持つ61国籍、約13,500名の社員で構成されています。これまでに様々な企業をグループ会社化してきたことで、言語・国籍だけでなく企業文化や入社形態なども含めて多様性を培ってきました。

多国籍人材

職種

直販体制を通じた営業・エンジニアリング機能と製造機能の双方を併せ持つ、業界でもユニークな事業モデルを構築。社会の大きな変化に対応しながら工作機械本体に加え、周辺装置、ソフトウェアを統合したトータルソリューションをグローバルに提供できる体制を整えています。

女性活躍

お客様のご要望や社会が大きく変化するなか、経営や製品開発に多様な視点を取り入れるため、ジェンダーダイバーシティにも配慮し、中長期的な施策として女性管理職比率の向上、新規採用者に占める女性の比率向上に取り組んでいます。
男女の区別なく業務経験を積むことができるジョブローテーションや社内外の研修を通じた成長の機会を提供し、職務や成果に応じた給与体系となっています。その結果、各職位別でみた場合、年間平均給与の男女差はほとんどありません。また、女性エンジニアの教育支援を目的として奈良女子大学とも協力し、将来の優秀な技術者育成にも取り組んでいます。

『女性活躍推進法』に基づいた行動計画(2025年4月1日~2028年3月31日)は、こちらからご覧ください。
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」については、厚生労働省のホームページをご覧ください。

各国の管理職に占める女性比率※当社の基準に基づく集計

日本

※日本単体社員

ドイツ

アメリカ

社員に占める女性比率、男女別平均年収のデータはこちらからご覧いただけます。

博士号

かねてより博士号を取得している新卒の採用を積極的に進めてきました。また、2000年より在職しながら博士号を取得できるよう、業務だけでなく費用も含めて会社でサポートを行っており、より専門分野の学びを深めたい開発・経営社員を中心にこれまで累計18名が博士号を取得しています。入社前に取得した社員を含めて日本に30名以上博士号取得者が在籍。日々の業務に関する研究を深めることでより良い製品開発にもつながっています。

障がい者活躍

積極的に障がい者の方の雇用に取り組んでおり、製造・開発・管理系など幅広いフィールドを整えています。DMG MORIでの雇用だけでなく、2017年に設立したワイン用葡萄を栽培するまほろばファーム株式会社においても、雇用を推進。障がいのある方が自信や生きがいを持って活躍し、社会参画していけるよう取り組んでいます。

障がい種別、職種別の情報はこちらからご覧いただけます。

役員のダイバーシティ

2025年3月27日時点で、12名の取締役のうち3名が外国籍(外国人取締役比率25%)、3名が女性取締役(女性取締役比率25%)で構成。2019年3月より主要なマーケットである欧州、米州の責任者が取締役会のメンバーとなり、2021年3月より女性の社外取締役を迎え、より多様な意見が反映される経営陣の構築を図っています。

取締役会の多様性(2025年3月27日時点)

社外取締役比率

女性取締役比率

女性3名(うち社外取締役2名)

外国人取締役比率

外国籍:米国・ドイツ・オーストリア