サステナビリティ憲章

目指す姿

衣食住、働く、移動する、楽しむ―――人の暮らしのすべてに工作機械が関わっています。
半導体製造装置、航空宇宙産業、自動車、医療、エネルギーなどの多様な産業領域において、精密な部品の加工を支えています。
わずかなばらつきが累積し、性能の低下やエネルギー効率の悪化を引き起こします。
地道な精度改善が、環境負荷の低減と資源循環を促し、持続可能な社会の実現に貢献します。
私たちは、マシニング・トランスフォーメーション(MX)の推進を通じて、業務効率化、環境負荷低減を両立し、環境・人材にも配慮した持続可能な社会の実現を目指します。

サステナビリティ基本方針

当社は経営理念に基づき、持続可能な社会の実現に向けて、以下の基本方針を定めます。

1. 環境負荷の低減

  • 製造・使用・廃棄に至るバリューチェーン全体において、エネルギー効率の向上とCO2排出量削減を徹底的に推進します。
  • 原材料の効率的な利用、廃棄物の最小化およびリサイクルの推進を通じて、資源循環型の製造体制を構築します。
  • 環境性能に優れた製品の開発・提供を通じて、お客様の環境負荷低減にも貢献します。

2. 人材尊重と働きがい

  • 多様なバックグラウンドを持つ社員一人ひとりが、個性を活かし自律的に成長できる公平で公正な職場環境を提供します。
  • 安全と健康を経営の最優先課題と位置づけ、誰もが安心して能力を発揮できる就業環境を整備します。
  • 継続的な教育投資を通じて社員の成長を促し、専門性を高め、生産性と仕事の満足度を向上させます。

3. 地域社会の活性化

  • 企業市民として地域社会との積極的な対話と連携を行い、地域の持続可能な発展に寄与します。
  • 地域の学校や教育機関との協働を通じて、次世代の技術人材の育成と地域の産業基盤強化に貢献します。
  • 社員が積極的に地域貢献活動に参加するための仕組みや文化の整備・推進をします。

4. 責任あるガバナンス

  • 企業経営の透明性を高めるため、環境・社会・ガバナンスに関する情報開示を積極的に推進します。
  • コンプライアンスと倫理を企業活動全体に徹底し、輸出管理を含む法令遵守を自社およびパートナー企業とともに確実に実行します。
    ステークホルダーとのオープンかつ誠実な対話を通じて、社会の信頼に応える企業活動を継続的に展開します。

水資源に関する方針

水不足や水質汚染など水資源に関する社会課題に対して、DMG MORIは環境方針に基づき、水資源の効率的な利用、水汚染の制御・削除・排除、取水量の削減、水の消費量の削減など持続可能な水利用を促進し、環境への影響を最小限に抑えるよう取り組んでまいります。
地域社会と協力し、清潔な水と衛生の促進を支援します。

マテリアリティ

テーマ マテリアリティ

技術革新を通じた社会・環境への貢献

  • お客様の生産性向上への貢献
  • 技術革新によるサステナブルな社会への貢献
  • 安全と品質
  • オープンイノベーション
  • 人材育成・教育

経営基盤の強化

  • コーポレートガバナンス
  • 輸出管理・情報セキュリティ
  • コーポレートコミュニケーション
  • 需要環境の変化に耐えるレジリエントな組織
  • コンプライアンス・知財戦略

豊かな社会への貢献

  • 健康経営・安全衛生
  • ダイバーシティ&インクルージョン
  • 地域社会・文化発展