SLM方式を活用した
金属積層造形の利点 SLM方式で金属積層造形を行う利点と、
SLM方式の特長を紹介します。

Benefits of SLM as Compared
with Subtractive Machining 切削加工と比較したSLMの利点

最も大きな違いとして、ゼロから形を作り上げていくため、元の金属の形に囚われないという点があります。
これによって、より自由な設計ができるとともに、切削加工では実現が難しい形状でも実現できます。

切削の場合

  • 元の素材形状に応じた設計が必要となる
  • 切削部分が多くなるといった無駄が発生
  • 加工が難しい形状がある

AMの場合

  • 最低限必要な部分だけを追加する設計で実現できる
  • 切削では加工が難しい形状も対応できる

Advantages of SLM: Workpiece Example ワーク事例から見るSLMの特長

当社では、SLM方式を活用して、LASERTEC 65 3D hybrid のパウダーノズルボディを加工しています。
この加工で得られたメリットをご紹介します。

実際のワークイメージ
  • 01
  • デジタル化されたプロセスチェーンにより、短時間で製品開発が可能
  • 02
  • 切削工具を使用しないため、工具コストを大幅に削減
  • 03
  • 機能の統合: 表面積が増えることで部品の冷却が容易に
  • 04
  • デザイン上の制約がほとんどなく、複雑な形状に対応可能
  • 05
  • 製造準備: 自社開発のソフトウェア RDesigner で最適なパラメータと機械設定を実現
  • 06
  • シーリングや接続部を要する構造も、1つの部品で実現
  • 07
  • 軽量構造: 一体型のハニカム構造
  • 08
  • 機能的な構造: 複雑な内部冷却管を採用
AM活用事例