IGA INNOVATION DAYS 2016大盛況のうちに閉会

DMG森精機株式会社（以下、DMG森精機）は、6月7日（火）～11日（土）の5日間、弊社 伊賀事業所にてIGA INNOVATION DAYS 2016を開催いたしました。世界最大の工作機械ショールームに計58台の工作機械を展示し、自動車、航空機、建設機械、医療機器、金型、エネルギー産業など、さまざまな業種における最新の加工事例をご紹介いたしました。5日間で、9,600名を上回る過去最多のお客様にご来場いただき、会場は連日活気に溢れていました。多数のご来場、誠にありがとうございました。

IGA INNOVATION DAYS 2016では、“DMG MORIのトータルソリューション”をテーマに世界初公開を含む全14種類のテクノロジーサイクルを発表いたしました。テクノロジーサイクルは、工作機械にオープンイノベーションを取り入れ、あらゆる場面で弊社の組み込みソフト技術により、誰にでも分かりやすい操作やプログラム、対話機能などをご提供することで、複雑な加工や段取り作業などを簡単かつ短時間で実現するDMG MORIの新しいソリューションです。
今回は、振動を検知し機械を未然に保護する「MPC（Machine Protection Control）」、スカイビング加工の対話型プログラミング機能である「ギヤスカイビング」、回転軸中心の計測・補正を行う「3Dクイックセット」の3種類でデモンストレーションを行い、大変多くのお客様がご覧になっていました。テクノロジーサイクルは、今後も順次拡大し、発表する予定です。

会場に設けたオープンイノベーションコーナーでは、工具、計測器、CAM、クーラントなど22社のメーカー様との協業をご覧いただきました。また、最新鋭大型加工機「DMC 340 FD」が実際に稼働している第2組立工場を含む工場見学も開催し、高品質なDMG MORIブランドの工作機械を生産する伊賀事業所をお客様に体験いただきました。

期間中は、テクノロジーサイクル、自動化システム、航空機、5軸加工機などの最先端技術セミナーを開催しました。4月から新たにDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFTのChairman of the Executive Boardに就任したChristian Thönesによる「ドイツでの取り組みについて－インダストリー4.0」のセミナーも開催し、ドイツから発信するインダストリー4.0を用いた最新の取り組みをご紹介し、多くの方にご参加いただきました。

会期中にお客様からいただきました貴重なご意見、ご感想を今後の製品開発やサービスサポートの一層の充実につなげてまいります。