• ニュース&トピックス 2018/03/27 更新
  • 印刷する

世界の逸品機器 #19
ターニングセンタで高速かつ高精度な
リーマ加工を実現! 主軸と工具の芯ずれを
最小にするフローティングホルダ

シェア
タグ

自動車部品などの量産加工の分野では、加工精度の向上とともに加工時間の短縮は非常に重要な課題です。ターニング(旋削)加工では、加工精度を高めるためには、主軸の回転軸と工具中心軸の間のミスアライメント(芯ずれ)を出来る限り小さくする必要があります。

厳しい公差のリーマ穴加工を行う場合、ミスアライメントを吸収するためにフローティングホルダが使用されます。しかし一般的に、フローティングホルダを使用すると、ミスアライメントが大きいほど大きな吸収量が必要となり、切削速度が上げられず加工時間は長くなります。

そこで今回は、高い穴あけ精度と同時に、独自のツール調整機構で高速リーマ加工が実現出来るマパール社のフローティングホルダ「セルフアジャストフローティングホルダ」をご紹介します。

従来のフローティングホルダによる加工の問題点

フローティングホルダは、ターニング(旋削)加工においてミスアライメントを吸収し、加工時のびびり振動を抑え、厳しい公差の穴加工を可能にします。 しかし、一般的なフローティングホルダでは、0.3~0.5 mm程度の吸収量がありますが、このような大きな吸収量では高速での加工が困難です。一方、フローティングホルダの吸収量を小さくすると、ミスアライメントはホルダの吸収量より大きくなってしまい、フローティングが正常に作用しなくなり加工精度は劣化します。

独自のツール調整機構でミスアライメントを最小とし、高速・高精度リーマ加工を実現

「セルフアジャストフローティングホルダ」は、振れ調整機構によりミスアライメントを最小とすることで、フローティングによる吸収量を小さくできるため、ターニングセンタでの高速リーマ加工が可能となります。

「セルフアジャストフローティングホルダ」は、機械の主軸に対して工具の振れを最小にする調整機構が付いています。この調整機構によって、主軸の回転軸に対して工具の振れを調整することで、ミスアライメントを最小にすることができます。これによりフローティングホルダのミスアライメント吸収量を半径0.05 mm 以下と小さくでき、従来品よりも安定した高精度のリーマ加工が高速で実現します。

「セルフアジャストフローティングホルダ」は、高い精度と同時に加工時間の短縮を求められる自動車部品の量産加工を実施されるお客様に最適です。

マパール株式会社

 
マパール株式会社
所在地:〒341-0043 埼玉県三郷市栄4丁目235番1
電話:048-949-1400
ファックス:048-949-1401
メール:info@jp.mapal.com

この記事では、DMG森精機が世界中から厳選した逸品機器をご紹介しています。

ご紹介の製品は、DMG森精機のショールームにてご覧いただけます*。

*一部、期間限定となっておりますので、事前にご確認ください。

ブックマーク機能は会員限定のサービスです。
ご利用いただくには会員登録、またはログインが必要になります。