健康づくり支援

「健康づくり、はじめの一歩」を
応援しています。

2023年度は
「運動習慣獲得!:
運動教室」を開催

開発部門など座作業中心の従業員204人に対するアンケート調査で、「運動不足を感じている」と回答した従業員157人を対象に運動教室を開催し、うち90人には体力測定と運動指導を実施。社内フィットネスルームで就労時間中に実施した健康運動指導士による3か月の運動指導の前後で、「週2回、30分以上の運動」を実践していると回答した者の割合が増加し、InBody測定による体脂肪量は3/4の者が減少しました。また、30秒間の腹筋回数や腕たて伏せ回数の増加も確認できました。

週2回30分以上の運動

2022年度は
「管理栄養士による
本格的栄養NAVI教室」
を開催

過去1年の人間ドック全受診者の中から、BMIが35超であった27人を対象に、管理栄養士による6ヶ月の栄養教室を開催。20人が応諾し、うち18人が完走。食事記録結果に基づいた管理、管理栄養士のアドバイスを受けながら、参加者自身が栄養バランス、食行動など食習慣の行動目標を設定。
月1回の栄養指導も受けながら、食生活の改善に取り組んだ結果、6ヶ月で平均2.8kgの統計学的に有意な減量を達成。うち8人は開始時体重の5%以上の減量に成功しました。

18名の体重増減推移(平均)

2021年度は
「若い時から始める
生活習慣病対策:運動教室」
を開催

40歳未満で血圧・血糖・脂質がやや高値(特定保健指導の対象者の基準)で治療薬非服用92名を対象に説明会を開催。エントリーした83人のうち最終的に74名が完走しました。理学療法士による個別運動処方と3度の指導のもと、社内フィットネス施設や自宅でレジスタンス運動を行いながら、活動量計や体成分分析装置(InBody)を活用して、3ヵ月で体重3%以上の減量を目標としたものです。

12週間での体重減少%(基準は教室開始時)

説明会に参加したがプログラムには参加しなかった人(測定の協力が得られた16人)と比較して、運動指導と食事指導(産業保健スタッフによる30分の指導)の両方を受けたプログラム完走者の体重減少率は統計学的に有意に大きく、かつ目標とした3%を上回りました。

2020年度は
「40歳以上の
メタボ対策:運動教室」を開催

40歳以上かつBMI25以上、または腹囲90cm以上で、血圧・血糖・血清脂質のいずれかに異常があり、参加表明のあった50名を対象に実施しました。理学療法士指導のもと、社内フィットネス施設や自宅でレジスタンス運動などを実践して、3か月で体重2kg以上または腹囲2cm以上の減少に取り組みました。

体重減少幅の分布(平均値で2.7㎏の有意な減少)

体重・腹囲ともに達成65%
体重減少したものの未達成20%
体重増加15%
減量効果以外に筋肉や体力の改善が見られました。

「楽しくPhysical activityで
健康づくり」を応援しています

社内に運動施設を整備し、クラブ活動を奨励

従業員による自主的なクラブ活動に対し活動費を補助し、かつクラブ活動への参加を奨励しています。
全社で延べ600人超がスポーツクラブに属し、それぞれが目標を持って活動しています。
従業員数が1,800人を超える伊賀事業所内には全天候型のスポーツドームもあります。

硬式テニス部
ヨットクラブ
フットサル部
スポーツドーム

以下のスポーツクラブが活動しています。
・ヨットクラブ・モータースポーツクラブ・野球部・鳥人間クラブ・陸上部・ソフトボール部・硬式テニス部・卓球部・自転車部
・ゴルフ部・ボウリング部・フットサル部・バスケットボール部・トレイルランニング部・バドミントン部・水泳部・弓道部・柔道部

社内・従業員寮に
フィットネスルーム(エリア)を設置

事業所内の社員会館に複数種類の本格的なフィットネスマシンを設置しています。
始業前、昼休みなどのスキマ時間、終業後に、リフレッシュ含めて、自由に使用できます。

奈良事業所
伊賀事業所
奈良商品開発センター
第一伊賀寮内のジム

社員寮にもフィットネスルームを設置しています。また、事業所近隣のスポーツジムとも法人契約を結んでおり、より本格的に体を動かしたい方はジムで鍛えることもできます。

スポーツエールカンパニー認定を取得

スポーツ庁は、特にスポーツ実施率の低い「働き盛り世代」のスポーツ参加促進を目的として、従業員のスポーツ実践を応援している企業を「スポーツエールカンパニー」として認定しています。
2021年に初めて申請し、スポーツエールカンパニー2022の認定が取得できました。
2023年も継続して認定取得しており、公式ロゴマークの使用も許可されています。引き続き従業員のスポーツ実践の応援を続け、認定継続取得を目指します。

スポーツエールカンパニー認定書

「美味しくスマートに食べて健康づくり」を応援しています

社内レストランでスマートミールを毎日提供

作り置きしない温かい食事、飽きずに食べられる日替わりの洋定食・和定食・ヘルシーメニュー定食など複数の定食、カロリー・塩分を考えて選べる栄養成分の表示、豊富な緑黄色野菜、そして華やかで落ち着いた食空間の提供を目指しています。レストラン内は禁煙で、カフェもあり、社員同士のコミュニケーションの場にもなっています。

2023年7月に実施した4段階評価の満足度調べでは、男女計で43.6%が「満足」、これに「まあ満足」を加えると89.8%の高い満足率でした。

昼食メニュー
好きなだけGreen-Yellow Vegetablesを!

※健康づくりに役立つ栄養バランスのとれた食事のこと。スマートミールの審査・認定は日本栄養改善学会など10を超える学会等で構成される「健康な食事・食環境」コンソーシアムが行っています。

社内レストランではメニューのカロリー、栄養成分表示や、食事と栄養に関する情報も提供しています。
スマートミール認証書
事業所のレストランはスマートミール認証(★3つが最高)を受けています。

朝食と夕食の提供

早出、遅出のシフト勤務者や、食事が不規則になりがちな単身赴任者や独身者に、欠食(食事抜き出勤)予防を目的として、朝食と夕食を提供しています。

新鮮な食材を使用したバイキング形式の朝食を提供
新鮮な食材を使用したバイキング形式の朝食を提供

毎月17日は「全メニュー減塩デー」に
取組んでいます

2023年5月から試食会を重ねながら、「あなたの塩分チェックシート」アンケートや「あなたも減塩に挑戦」の動画を提供するなど社内の機運を高め、2023年8月から、毎月17日を原則に、従業員1,700人の昼食を提供する伊賀事業所内レストランで、「全メニュー食塩3g未満の昼食」を開始しました。2024年1月からは奈良事業所、2月からは東京ヘッドクォーターでも実施しています。

減塩に降圧効果があることは医学的にも立証されていてます。日本高血圧学会は、毎月17日を「減塩の日」と定め、高血圧予防を通した健康寿命延伸の啓発活動をしています。

直近(2024年7月)の調査(回収率94%)では、男性の2/3、女性の3/4からこうした減塩の取組みに肯定的な評価が得られています。また、「栄養成分表示で食塩量を確認していますか」の質問に対し、「確認している」と回答した割合(「いつも」「時々」の合計)は男女とも約25%と、減塩デー取組み前の約2倍であったことを確認しています。

社内の減塩の取組み(減塩メニュー・穴あきレンゲ)は、塩分の取りすぎの注意喚起に役立っていますか?

「防煙と禁煙で健康づくり」を
応援しています

禁煙相談窓口の設置から始めたタバコ対策は、最終的には、来客者用喫煙室の撤廃で文字通り敷地内全面禁煙となり、完全な防煙が実現できています。同時に、この過程で喫煙割合の低下が認められています。

なお、2023年7月に実施した4段階評価の満足度調べでは、敷地内全面禁煙に関して、男女計で67.6%が「満足」、これに「まあ満足」を加えると85.1%の高い満足率でした。

現在は、安全衛生委員会を通じた禁煙キャンペーン、特定保健指導者の対象者のうちの喫煙者に対する禁煙指導、TDS調査で依存性が高いと判断された喫煙者に対する禁煙外来の紹介や公認心理師などによる禁煙プログラムを用意しています。

DMG森精機・敷地内全面禁煙の歩み

  • 2019年2月■禁煙相談窓口を設置
     産業医面談と禁煙外来の紹介
  • 2019年3月■喫煙室・喫煙コーナーの削減
     伊賀事業所 22か所から7か所へ
     奈良事業所 7か所から2か所へ
    ■喫煙時間の変更
     始業前・昼休み・15-15:10・終業後を
     12:00-13:00のみに制限
    ■禁煙セミナーの開催
     (全事業所の全従業員対象)
  • 2020年1月■敷地内(駐車場を含む)全面禁煙
  • 2022年1月■来客者用喫煙室の撤廃

過去5年間の喫煙割合の推移

「毎日8,000歩で健康づくり」を
応援しています

全従業員に順に支給されてるスマートフォンの健康アプリの「歩数計」を使って、1か月平均で、男性は9,000歩、女性は8,500歩超えを目標としたウォーキングを勧めています。「10分で1,000歩」が目安の合言葉です。事業所内ウォーキングマップが社内Webサイトから入手できます。

出典:TIME & SPACE(KDDIが運営するスマホや通信に関する情報サイト)
https://time-space.kddi.com/it-technology/20190502/2642
伊賀事業所内ウォーキングマップ

「職場のメンタルヘルス対策で
健康づくり」を応援しています

職場のメンタルヘルス対策は重要な課題です。労働安全衛生法第66条の10の「ストレスチェック制度」と、「労働者の心の健康の保持増進のための指針」や「職場復帰支援の手引き」に沿って、社内でのメンタルヘルス対策を進めています。ストレスチェックの集団分析、管理職研修、職場復帰後のフォローアップを重点項目として取り組んでいます。

ストレスチェックの集団分析を実施

健康管理増進センターは独自の集団分析を行い、その結果を、安全衛生委員会で報告したり、「DMG森精機健康白書」に社内公表したりすることで、職場での改善への取り組みを促してきています。

同業種企業との比較による当社の特徴や課題、また職場単位の問題点を明確にすることができています。

職場での取り組みを進めるツールとして、MIRRORなどチェックリスト方式の調査票の使用を奨励しています。

2023年7月に実施した4段階評価の満足度調べでは、「職場のストレス対策」に関して、男女計で9.9%が「満足」、これに「まあ満足」を加えても61.9%とやや低い値でした。

管理職Webinar研修でラインケア研修を
定期開催

係長以上の管理職に対して、定期的に実施しているWebinar研修で、メンタルヘルス対策を重要なテーマとして取り上げています。

2023年度は「傾聴は管理職の重要なスキル」「ストレス対処法」「心理的安全性・生産性の高いチーム作りのための感情のトリセツ」、2022年度は、「職場のメンタルヘルスケア」「管理職のラインケア」「うつ病の経過と早期発見」「うつ病の経過と復職」を課題に、産業医や精神科医による研修を実施しました。平均80%超の参加を得ています。

「感染症対策で健康づくり」を
応援しています

社内ホームページや安全衛生委員会などを通じて、適時、政府が求める感染症対策を社内で進めてきています。過剰な出社制限にならないよう、出社可否判定の原則を明示して従業員の理解を促しています。感染症を事由とした有給の特別休暇制度も整備しています。BCPには感染症の項目が加えられています。

社内陽性登録を流行アラートに役立てています

社内イントラネットを通じて、Formsによる陽性登録(医療機関または抗原検査キットによる判定)を求め、ほぼリアルタイムに社内の感染状況を把握。同一職場で複数の感染者が発生した場合は、管理職を通して部署に感染アラートを流してもらうなどの対応を求めています。図は、月当たりの検査陽性者数(初発日で集計)。

ワクチンの職域接種の実施

  1. 季節性インフルエンザワクチンの職域接種

    毎年、全事業所で、全額会社負担により就業中に実施しています。

  2. 新型コロナ感染症ワクチンの職域接種

    ワクチンの職域接種を推進してきました。2021年6月26日-7月20日に第1回目、7月24日から第2回目、そして2022年2月28日から第3回目、10月29日より第4回目の職域接種を実施し、社員や家族、パートナーシップ構築宣言に基づいて取引先等を含め延べ約2.1万人が接種を受けました。

「社内研修の機会を生かした
健康づくり」を応援しています

1.新入社員研修時に動機づけ

4月入社の新入社員の研修プログラムに、健康づくりの動機づけ研修を組み込んでいます。グループワークを主体とした健康学習がその一つです。環境が大きく変化する中で、健康課題や好ましい生活習慣、メンタルヘルス対策、医療保険の基礎などを学びます。もう一つは、本格的なスポーツ施設のDMG MORIアリーナに場所を移して、外部講師による肩こりや腰痛の予防を意識したストレッチや、家でもできる体幹トレーニングの指導です。

DMG MORIアリーナでの実技研修風景
(ボルダリングウォールの前で)

2.社内研修時を生かした健康教育

サービスエンジニアは、お客様先の納入機械の修理・保守点検等を行うため出張が多く、産業保健スタッフが対面で健康指導を行うのが難しい状況にあります。そこで、伊賀事業所内のDMG MORIアカデミーでのサービスエンジニアを対象とした定期技術研修プログラムに健康教育研修を組み込み、定期健康診断結果についての個別面談と健康教育のグループ研修を取り入れています。

DMG MORIアカデミーでのグループ研修

「相談窓口で健康づくり」を
応援しています

様々な健康に関するニーズに対応するため、社内Webサイトで以下の相談窓口を案内しています。

  • 1.産業医・産業看護職の相談室

    健康管理増進センターでは、産業医・産業看護職が中心となって、従業員の日常的な心身の健康に関する相談業務にあたっています。

  • 2.心とメンタルと睡眠の悩み相談室

    月二回精神科専門産業医による面談を実施しています。

  • 3.仕事と治療の両立支援の相談

    産業医とともに、両立支援コーディネーターJOHAS基礎研修の修了者が対応します。

  • 4.女性と母性の健康相談室

    希望に応じて産業看護職や嘱託女性産業医が担当します。

  • 5. こころとキャリアの相談室

    公認心理師による不安障害、アルコールやニコチン依存症に対する心理相談にも応じています。

「リフレッシュで健康づくり」を
応援しています

職場とは全く違った環境のもと、家族や気のあった同僚・友人と過ごすゆったりとした時間は、心のリフレッシュの機会であり、新鮮な空気は健康意識を高める絶好の契機です。そのために保養施設の運営にも取り組んでいます。

1.蓼科高原ロッジ(長野県)

蓼科の花や木々の緑、紅葉や雪景色など、四季折々の自然のなかでリフレッシュ

蓼科湖の紅葉
BBQテラス

2.志摩シーサイドハウス(三重県)

目の前にひろがる海岸と、新鮮な海の幸を満喫してリフレッシュ

コテージ
露天風呂

3.合歓の郷(三重県)

伊勢志摩の魅力あふれる自然、新鮮な海の幸を楽しみながらリフレッシュ

横山展望台からの眺望
(写真提供:三重県志摩市)
レストラン

4.DMG MORI アリーナ(三重県)

スポーツクライミングやアスレチックで楽しく運動してリフレッシュ

外観
スポーツクライミング

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