現場発・フリーディスカッション02現場発・フリーディスカッション02

エコライン開発部 ドイツと日本の協同開発を通じて ドイツと日本の力を結集し世界統一の品質を実現する 庄司 啓一 出身地:千葉県入社年:2006年所属:ecoTurn開発グループモットー「相手に正しく伝えるためには、まず自分の中でしっかりと理解をする」 笹澤 幸永 出身地:茨城県入社年:1991年所属:MILLTAP開発グループ   グループ長モットー「継続は力なり」 田中 明弥 出身地:京都府入社年:2001年所属:ecoMill V開発グループ   グループ長モットー「雲外蒼天」 足立 剛志 出身地:岐阜県入社年:2009年所属:ecoTurn開発グループモットー「継続は力なり」 初芝 和裕 出身地:千葉県入社年:2008年所属:MILLTAP開発グループモットー「七転八起」フリーディスカッション02 ドイツと日本の協同開発を通じて ドイツと日本の力を結集し世界統一の品質を実現する庄司 啓一 出身地:千葉県入社年:2006年所属:ecoTurn開発グループモットー「相手に正しく伝えるためには、まず自分の中でしっかりと理解をする」 笹澤 幸永 出身地:茨城県入社年:1991年所属:MILLTAP開発グループ   グループ長モットー「継続は力なり」 田中 明弥 出身地:京都府入社年:2001年所属:ecoMill V開発グループ   グループ長モットー「雲外蒼天」 足立 剛志 出身地:岐阜県入社年:2009年所属:ecoTurn開発グループモットー「継続は力なり」 初芝 和裕 出身地:千葉県入社年:2008年所属:MILLTAP開発グループモットー「七転八起」

主にECOLINEシリーズ※1の新規開発を行う、千葉事業所エコライン開発部。ecoMillV開発グループ、ecoTurn開発グループ、MILLTAP開発グループの3つのグループが、2020年のドイツDMG MORIとの統合に向けたグローバル戦略機の開発に尽力している。
世界中のどの工場でも同じ品質の機械が造れるようドイツDMG MORIと日本DMG MORIによる協同開発が進められる中、2011年9月に投入された第一弾の3軸立形マシニングセンタのMILLTA Pを皮切りに、エコライン開発部はさらなるグローバル戦略機の開発に尽力している。言語や文化、製品規格、仕事の進め方など国による違いに直面しながらも、協同開発の先陣を切るメンバーたちに話を聞いた。 ※1 高い機能を備えながらも、操作性の良さとお客様に満足していただける価格、そして短納期を実現する製品シリーズ

言語や文化から製品の規格まで
違いを超えて力を合わせる

田中私は約2年間ドイツに駐在して、ドイツDMG MORIの担当者と共にecoMillとecoTurnの開発に携わり、約1年前に帰国しました。現在は3軸立形マシニングセンタのecoMill Vが量産中で、7月22日から伊賀事業所で行われる『IGA INNOVATIONDAYS2015』でのお披露目準備を進めています。

足立私が設計業務を担当したecoTurn 450も、量産が開始されました。約10ヵ月間ドイツに駐在し昨年末に帰国しましたが、ドイツDMG MORIの工場ではどうやって機械を組んでいるかなどを拙い英語で一生懸命質問し、日本に帰っても生かせるよう学んできました。


ecoTurn開発グループ 足立

庄司常に英語の勉強は欠かせませんね。私はecoTurn 350の試作機を設計していて、毎日ドイツDMG MORIとメールでやりとりし、週に一度はTV会議で打ち合わせをしています。言語だけでなく働き方など文化の違いや、製品規格の違いなどもあるので、難しさを感じています。

初芝目指すところは「世界中のどの工場でも同じ品質の機械を造る」ことですが、まさにその“違う国同士で双方が納得できるポイントを見つけていく”ことが課題となります。

田中私たちは各機種に対して可能な限り兼用部品を使用し、場合によっては異なる部品で、常に最適な設計を心掛けています。ドイツDMG MORIでは複数の機種で、同じ標準部品の使用を優先していると感じますが、協同開発機では両社共通の部品使用を重要視し、コスト低減を行っています。さらに日本DMG MORIでは不具合の情報は全て開発部に入り、設計者が内容を把握し対策を立て、設計検証や組立サポートのために現場で作業することもありますが、ドイツDMG MORIでは分業化により、設計者は図面を描く作業に集中しているように感じます。

初芝日本DMG MORI側で問題が発生すればドイツDMG MORI側でも対策を講じなければいけませんが、コストがかかります。そのことを理解してもらうために、改善方法と同時にコストを抑える方法まで提供するようにしました。具体的に資料を提示して、ドイツDMG MORI側に納得してもらうことの大切さを感じました。

足立いかに自分たちの機械のことを知り尽くしているか、その上でいかに説得力を持ってドイツDMG MORIに伝えられるかが問われますね。

庄司あらゆるシーンで文化の違いを感じますが、休暇はしっかり取る、定時内に仕事を終える、という点は今すぐ学びたいところかもしれません。

笹澤ドイツDMG MORIの社員は、「ここまで」と決められた時間の中で設計業務に集中し作業するので効率が良いのです。私たちは設計業務以外にも、いろいろなことに関わるので、なかなかスケジュールが立たないことも時には起こってしまいます。

先輩の姿を目標に努力する
後輩たちの様子に目を配る

初芝グループ長の笹澤さんにはいつでも相談でき、日々の業務でも心強さを感じています。悩んだときにはいつも適切な回答をいただけますし、業務の優先順位も相談できます。先輩は非常に大きな存在です。

笹澤部内では、常にアンテナを張るようにしています。どこかで問題が発生しているのを見掛けたら、経験上の引き出しから「こういう方法があるよ」と声を掛けるようにしています。アイデアのかけらに過ぎなくても、解決の糸口が見つかるかもしれませんから、持っている情報はなるべく提供しようと思っています。

庄司同じグループの足立さんは後輩ですが、私の方からもよく質問しています。彼が担当し先に完成したecoTurn 450のデータなどを、私が担当する機種の設計に反映させるためです。足立さんは、私から見てもがむしゃらに頑張っていますよ。特にドイツDMG MORIとのコミュニケーションには力を入れているようで、毎晩のように電話をしています。


(左から)
ecoTurn開発グループ 足立/ecoTurn開発グループ 庄司

笹澤足立さんは努力していますよね。お昼休みもずっと勉強している印象があります。

足立特に田中さんの英語力に追い付こうと、それを目標にしながら頑張っています。庄司さんにはいろいろなことを教えていただきますが、ecoTurn 450の設計を細かく調べるなどとても研究熱心なので、ecoTurn 350は良い機械になると思います。

田中ドイツDMG MORIではドイツ人と日本人が常に一緒にいて、一つの画面を見ながら設計を進めていました。常に対等でしたが、品質や不具合に関する大事なところは、日本DMG MORI側が自信を持って「ここはこうするべき」と伝えています。後輩にもそのような心構えで、どんどん設計を進めて欲しいですね。

協同開発の先を目指し
世界中のお客様に満足していただく


(左から)MILLTAP開発グループグループ長 笹澤/
MILLTAP開発グループ 初芝

庄司世界中にあるどの工場で造っても、どこで組み立てても、全く同じ機械が造れるようにするために、私たちは奮闘しています。あらゆる点で異なる国同士だからこそ、密なコミュニケーションで理解し合うことが必要だと日々実感します。

田中そして、お互いに足りない部分はどんどん指摘し合うこと。その先に“世界中で統一された品質の実現”があると思います。今は、私たちの部署が先行して協同開発に取り組んでいますが、今後は全機種において協同開発が進められるでしょう。そのためのコミュニケーションや意識、設計の仕方を固めていくことが大事だと考えています。

足立ドイツDMG MORIと日本DMG MORIの協同開発は始まったばかりですが、お互いの良いところがようやく見えつつあります。私自身経験が浅く、トライ&エラーが続いている状態ですが、今後もドイツDMG MORIから、先輩からと、しっかり学んでいきたいと思います。

初芝お互いの経験を積み重ねて優れたところを反映させ、より良いものに昇華できる協同開発のメリットを生かしていきたいですね。

笹澤今は仕事がタイトな中、みんなよく頑張っていると思います。私が昔、先輩に教えていただいたのは「仕事は準備で90%決まる」ということでした。後は必要な部署に事前連絡しておくこと。あらかじめお願いしておくことによって仕事はスムーズに流れますし、緊急のときにもすぐに対応できるからです。ドイツDMG MORIのお客様にも日本DMG MORIのお客様にも、両社の統一によってさらに進化した機械を提供し、喜んでいただくことを目標に、これからもエコライン開発部一丸となって頑張りましょう。

(取材日:2015年7月6日)

ディスカッション終了後、
若手2人に感想を聞いてみました


(左から)
ecoTurn開発グループ 足立/MILLTAP開発グループ 初芝

同じ品質にする難しさやドイツDMG MORIとのやりとりなど、大変だと思う点はみんな共通で、コミュニケーション力や英語力などの課題があらためて認識でき、良いディスカッションでした(足立)

先輩方が事前の準備を含め、いかに効率よく業務を進めていくかを常に考えていることが分かり、勉強になりました。私はまだそこまでできていないので、今後は意識しながら業務を進めていこうと気持ちを新たにしました(初芝)

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