• HOME
  • ニュース
  • 2025
  • DMG森精機、「2025年“超”モノづくり部品大賞」の「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞

Press Release

報道関係者各位

2025/10/31

DMG森精機、「2025年“超”モノづくり部品大賞」の
「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞

 DMG森精機株式会社(以下、当社)は、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社主催の「2025年“超”モノづくり部品大賞」*1において、当社の切削力計測システム「Process Force Monitor」が「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞いたしました。
 “超”モノづくり部品大賞は、日本のモノづくりの競争力向上を支援することを目的として、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を対象に、応募されたものの中から、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社によって選出し、表彰する制度です。*2  今回受賞したProcess Force Monitor(以下、PFM)は、工作機械のミーリング主軸のフランジ部に搭載されるひずみセンサに基づく切削力計測システムです。2024年度には精密工学会技術賞を受賞しており、今回で2度目の受賞となります。
 PFMは切削工具が受ける外力(切削力)により生じる僅かなひずみを、ひずみセンサで検出することで、切削力の動的3方向成分の計測を実現したものです。PFMの特長として、センサ取り付けによって主軸剛性の低下やメンテナンス性を損なうことなく、自動工具交換(ATC)を含む自動化対応を実現した切削力計測システムであることが挙げられます。PFMで計測した切削力は、加工プロセスの状態監視や加工制御だけでなく、衝突やびびり、工具欠損の検知といった安全性の向上にも寄与します。また、ひずみセンサを構成する半導体部品や金属材料には、有害規制物質に該当しないものを選定しており、環境負荷の低減にも配慮しています。
 当社は、現在、PFMを搭載した機種展開を進めており、将来的には標準搭載とする予定です。 今後もより多くのお客様ニーズにお応えできるよう、高機能で信頼性が高く、投資価値のある商品を市場へ投入すべく研究開発を行ってまいります。

*1 "超"モノづくり部品大賞 公式ホームページ :https://award.cho-monodzukuri.jp/
*2 “超”モノづくり部品大賞 開催概要     :https://award.cho-monodzukuri.jp/outline/

Process Force Monitor (PFM)

Process Force Monitor (PFM)

以上