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Press Release

2025/10/8

第48回技能五輪国際大会 日本代表選手選考会
「CNC旋盤」職種、「CNCフライス盤」職種 DMG森精機伊賀事業所にて開催

 DMG森精機株式会社(以下、当社)の伊賀事業所にて、9月30日(火)~10月2日(木)の3日間にわたり、第48回技能五輪国際大会における「CNC旋盤」および「CNCフライス盤」2職種の日本代表選手選考会(以下、本選考会)が開催されました。

 技能五輪国際大会は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際交流、親善を図ること*1を目的に、原則2年に一度開催されています。当社はかねてより若手人材育成および製造業全体の技術力底上げに取り組んでおり、技能五輪国際大会には2007年の第39回の静岡大会以降、競技で使用する機械の貸出提供を通して継続的に支援してまいりました。

 本選考会は、2026年9月に中国・上海で開催される第48回技能五輪国際大会に向けて、日本代表選手を選出することを目的として実施されました。選手は、与えられた図面に基づき、制限時間内に加工を完了させる必要があり、高いスキルと強い精神力が求められます。全国から選抜された7名の選手が最新鋭の工作機械を用いて高度な技能を競い合い、日頃の研鑽の成果を発揮されました。

 当社基幹機種であるNLX 2500 | 700 2nd Generation(旋盤)を2台、NVX 5100 | 40 2nd Generation(立形マシニングセンタ)を2台の合計4台を提供し、前回大会の選考会に引き続き、当社伊賀事業所内にて競技が開催できるよう会場提供に協力しました。また、本選考会来場者向けに当社の伊賀グローバルソリューションセンタ内をご案内する見学ツアーを3日間実施し、最新の5軸加工機やアディティブ・マニュファクチャリング機をはじめ、MX(マシニング・トランスフォーメーション)についてご紹介しました。

 さらに、ドイツにおいても同様に、2025年9月に開催された「EMO ハノーバー 2025」にて、「CNC旋盤」職種のドイツ代表選手選考会が行われ、当社は機械提供と技術支援を実施しました。*2

 2028年には第49回技能五輪国際大会が愛知県で開催されることが決定しています。日本での開催は、1970年の東京、1985年の大阪、2007年の静岡に続き、21年ぶり4回目となります。*3当社は今後も、本大会および本選考会への支援を通して、将来の製造業を担う人材育成のための取り組みを行ってまいります。

【開催概要】

  • 大会名称     :第48回技能五輪国際大会 日本代表選手選考会
  • 開催日程     :2025年9月30日(火)~10月2日(木)(3日間)
  • 主催       :厚生労働省、中央職業能力開発協会
  • 開催主旨     :2026年9月に中国・上海で開催される第48回技能五輪国際大会に向けて実施される「CNC旋盤」職種および「CNCフライス盤」職種へ出場する日本選手の選考会
  • 場所       :DMG森精機株式会社 伊賀事業所(三重県伊賀市御代201番地)
  • 職種       :CNC旋盤、CNCフライス盤
  • 競技使用機種   :NLX 2500 | 700 2nd Generation、NVX 5100 | 40 2nd Generation 各2台

本選考会に関する中央職業能力開発協会のWebページ:https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/kokusai/48_CNC_senkoukai.html

*1 中央職業能力開発協会Webサイトより引用:https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/kokusai/about.html

*2 プレスリリース:https://en.dmgmori.com/news-and-media/news/nws2525-worldskills

*3 厚生労働省の報道発表資料:https://www.mhlw.go.jp/stf/press202409021400_00001.html

第48回技能五輪国際大会「CNC旋盤」、「CNCフライス盤」
日本代表選手選考会 競技中の様子

第48回技能五輪国際大会「CNC旋盤」、「CNCフライス盤」
日本代表選手選考会 来場者見学ツアーの様子